あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
視覚からの刺激は脳を活性化させます。
今回は視覚に焦点をあてた「進出色と後退色」をご紹介します。
プレゼンテーションを最大限に演出するには、スピーチにプラスして、五感を刺激するツールを有効活用しましょう。
色使いにより、目立たせたい部分は前に進出して見える色を使い、その他は後退して見える色を使う工夫で、資料に立体的な奥行を付けることができます。無言で伝えたい部分を伝えることに繋がります。
◆ 進出色と後退色 ◆
1. 進出色
実際よりも近く見える色。暖色系、高い明度、高い彩度。
(具体的には)
・主に赤、橙、黄色など
・明るい色(ライトカラー)
・鮮やかな色(ブライトカラー)
・白を混ぜた淡い色(パステルカラー、ペールトーン)
・白色
進出色は膨張色でもあるので、空間を狭く感じさせます。
2. 後退色
実際よりも遠くに見える色。寒色系、低い明度、低い彩度。
(具体的には)
・主に青、緑など
・暗い色(ダークカラー)
・黒を混ぜた濃い色(ディープカラー)
・グレーを混ぜたくすんだ色(グレイッシュカラー)
・黒色
後退色は収縮色でもあるので、空間を広く感じさせます。
どちらか一方に偏るのではなく、バランスを取ることも必要です。
目立たせたい部分が多いからと、進出色を沢山使ってしまうと、逆に目立たなくなってしまします。
進出色の利用率が多い場合は後退色をプラスし、後退色の利用率が多い場合は進出色をプラスすると取り入れやすいでしょう。
・元々、進出色と後退色のどちらを多く使っていましたか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
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