あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
「プレゼンテーションのコツ」の一つが相手の五感を刺激することです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を最大限に活用して、プレゼンテーションに幅や深さをプラスしませんか?
視覚からの刺激は脳を活性化させます。
今回は視覚に焦点をあてた「寒色と暖色」をご紹介します。
色が人に影響を与えることを研究した「色彩心理学」があります。
心理学は統計学ですので、色から受けるイメージは育ってきた環境や価値観、宗教、国によって多少の違いがあります。
太陽を表す色をとっても国により、赤、黄、金、その他など、さまざまです。
虹を何色として認識して表現するかも違います。
日本では7色が普通ですが、6色、5色、3色、2色など、さまざまです。
信号機の赤・黄・青の三色ですが、実際は青ではなく緑ですよね。
元々日本人は緑の野菜を青物というよういに、青と緑をあまり区別しない民族でした。
緑信号と記載していた時代もあるようですが、今は青信号が一般的ですよね。
好きな色は世界で共通な部分もあります。
一位:青、二位:赤、三位:緑
寒い地域では寒色が好まれ、暖かい場所では暖色が好まれたりなど、地域的な特徴もあります。
◆ 寒色と暖色 ◆
寒色とは、青系の涼しさを感じることができる色
暖色とは、赤、オレンジ、茶色などの暖かさを感じることができる色
例えば、病院の内装にも取り入れられています。
短期入院病棟は暖色系
・時間をゆっくり感じる
・温度は高く(暖かく)感じる
・色から得るイメージは、活力や元気
長期入院病棟は寒色系
・時間を速く感じる
・温度は低く(寒く)感じる
・色から得るイメージは、落ち着く、安心
資料の色調や色を考えるときには、寒色にするか、暖色にするかで印象が変わってきます。
相手をドキドキさせたい、インパクトを与えたいときは暖色。
相手に集中してじっくり考えてもらいたいときは寒色。
色を統一するとまとまりが出てきます。いろいろな応用が可能になりますね。
・あなたが良く使っているのは寒色? 暖色?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
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