こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
今日は二十四節気の1つ「夏至」。北半球では一番昼が長く、夜が短い日ですね。
さて、1993年(平成5年)の6月21日は、銀行や郵貯の定期性預貯金金利の完全自由化がスタートした日です。
日本では、金融機関は「護送船団方式」と呼ばれ、長く政府によって手厚く守られていました。
例えば、証券業務と銀行業務は、完全に分離されていて、お互いの縄張りが守られていましたし、銀行同士も長期信用銀行・信託銀行・都市銀行・地方銀行・信用金庫などの融資対象が重ならないようなシステムになっていました。
金利も一定に決められていて、銀行間の金利競争はありませんでした。
今でこそ、インターネットで各金融機関の預金金利を比較して、金利のよい預金に預けかえるということができますが、あの頃は預金金利に差がないので、粗品で選んでいた人も多かった気がします(笑)。
当時は、定期預金の金利は1年物で3%前後でした。
それに比べると今の金利は低過ぎますね。
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