あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
今までは「プレゼンテーション・15個のチェック」を元にご説明しました。
ここからは、まだお伝えしきれていない「プレゼンテーションのコツ」をご紹介していきます。
今回は、「左脳と右脳へのアプローチ」です。
ちょっと想像してみてください。
・配られた資料は、小さな文字でびっしり書かれた冊子
・プロジェクターに同じスライドが投影されている
・プレゼンのスピーカーは、手元の資料を下を見て読んでいる
この状況で、あなたは聞いたことを長い間、記憶できると思いますか?
よほど興味があることなら記憶できるかもしれませんが、多くの方に記憶してもらうのは難しいでしょう。
この状況は、相手の左脳にアプローチしています。
話しを聞くだけ、文字を見るだけの単調な情報は、次の新しい情報や刺激的なインパクトがある情報が入ってくると、あっという間に上書きされてしまいます。
せっかくプレゼンテーションの時間をもらい、有意義な時間を共有するためにも、伝えた内容をできるだけ憶えてもらいたいと思いますよね。
それには、忘れにくいような工夫が必要です。
忘れにくいように工夫するには、刺激とセットで憶えてもらうことが必要です。
刺激を与えるためには、右脳にもアプローチする必要があります。
右脳へのアプローチは、相手の五感を刺激します。
左脳だけのアプローチ
「 聞いただけでは忘れる 」
↓
左脳と右脳へのアプローチ
「 見て、聞いて、インパクトがあると記憶に残る 」
次回より、五感を刺激するのためのアプローチ法をご紹介していきます。
いつもお読みいただいて、誠にありがとうございます。
皆さんのプレゼンテーションスキルが少しでも向上することを願っております。
・あなたは五感と聞いて、どんな工夫を思い付きますか?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
「プレゼンテーション」のコラム
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プレゼンテーション 98 ~コントラストを付たシナリオ作り~(2013/07/22 11:07)
プレゼンテーション 97 ~場面転換を取り入れる~(2013/07/15 11:07)
プレゼンテーション 96 ~自分の言葉で伝える~(2013/07/08 11:07)
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