- 下田 令雄成
- 株式会社シャイニング 代表取締役
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
こども達はちょっと目を離した隙にとても大きく成長するものですね。
けいた、このみ、はるき、あいか、4人と過ごした春休みの特別テニスレッスンの日々は、あっと言う間に終わりました。とても楽しかった数日間を今でも昨日のことのように憶えています。
3年後・・・
スクール近くの公園のテニスコートで、大学時代の友人とテニスをしていたときのことです。
僕たちの居たコートから3面ほど離れたコートでは、テニスコーチのT先輩が子ども達にテニスレッスンをしていました。そのなかに居た一人、スラッと背の高い女の子が僕たちのいるコートまで走ってきました。
小学5年生になった はるき でした。逢うのは春休みの特別レッスン以来でした。
ところで、小学生の成長ってびっくりするくらいに早いですよね…
ちょっと目を離した隙に本当にでっかくなってる!
当時、よく言っていた台詞は、「『スーパーきのこ』を食べたみたいだね!」でした。
顔は同じなのに体だけでっかくなっているから。笑
「こんにちは。下田コーチ!」
あとに続いて、歩いてきたのは、はるきのお母さんでした。
お母さん「ほら、コーチにちゃんとお礼を言いなさい」
はるき「春休みのレッスンではありがとうございました!」
このとき、はるき達がいたコートは休憩時間になったようで、先輩のTコーチもこちらに歩いてきました。
Tコーチ「れおな君!はるきはね… 僕がずっと教えていてね。今では、全日本のジュニアランキングで50位以内に入っててね、すごく強いんだよ。」
「へー、すごい!!がんばったんだね。はるき!」
はるき「はい!下田コーチのお蔭です♪ありがとうございました!」
Tコーチ「えっ!僕のお蔭でしょ?苦笑(汗)」
「はるきが、一生懸命がんばったからだよ!今もテニスが大好きなんだね!」
はるき「はい!大好きです!」
全日本ジュニアランキングで50位以内に入っていること… それは、とても自然なことのように思えました。なぜなら、それくらいの才能があるのだということをよく知っていたからでした。
あの日… 春休みの特別レッスン最終日のことを思い出しました。
つづく
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