街を歩いていると、なんとなく気になるシーンが目に入りシャッターをきったフォト。 それは意外とデザインや住まいづくりのヒントになったりするものです。
この季節はクリスマスに向けて街中のイルミネーションやディスプレイが華やかになり、世界中の都市や街がとても綺麗で魅力的です。 そんな魅力に惹かれ私はこのシーズン世界中のいろいろな街を訪れるようになりました。
ここは、スペインの首都マドリード旧市街の中心、プエルタ・デル・ソル。 ショップや建物、周辺の路地などが上品なイルミネーションで飾られています。 またクラッシックな建物へのライティングは幻想的で、どこか心が温まる雰囲気があります。
ここには広場があり大晦日には大勢の人達が集まるのですが、時計台の鐘が12時に鳴ると同時に、スペインの人達はブドウを12粒食べ新年の健康を祈りお祝いをします。 (鐘がなっている間に12粒食べるので、けっこう大変ですよ!) 日本の除夜の鐘と似てますね。
マドリードは「芸術の都」といわれるほどプラド、ソローリャ、サンフェルナンド・・など美術館がひしめいていて、昼間はアートで感動し、夜はクリスマスの雰囲気を楽しめる素敵な街でした。
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
「街で見かけた風景から」のコラム
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