混乱の時に始める1万円で国際分散投資 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年05月07日更新

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混乱の時に始める1万円で国際分散投資

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年初から2月にかけて世界の株式市場は、大幅な株価の上昇が続いています。

また、債券も信頼度が高く流動性に優れた国債や代替通貨としての金にシフトしています。このような大きな動きの今、長期的な資産運用の方法として、インデックス・ファンドによる国際分散投資をお勧め致します。

今までのコラムでも述べてまいりましたが、
1.長期的な積立は、将来大きな果実を得られる可能性がある。
2.アノマリーとして、高くなりすぎれば下がり、下がり過ぎれば上がるという「平均への回帰」があります。
3.これから上がる銘柄を当てることは難しいが、グローバルにみれば、長期的には経済は拡大・伸長します。現状に悲観するのではなく、市場全体を購入するという、将来に向けて手を打つことが大切です。
4.プロでも勝てないとされている「市場のインデックス」に連動する、インデックス・ファンドが販売されています。そして、現在はそれらを1,000円単位で購入できる証券会社があります。
5.投資の成果を得るには、コストが重要、コストの低い商品を購入すれば、勝てる可能性が高くなります。

これらを踏まえ、毎月10,000円の積立で、国債分散投資が可能です。

現在、数社から、シリーズとして、ネット証券等では買付手数料が無く、または一部証券会社で販売する際に無料としているケースがあり、信託報酬が0.42%から0.63%のインデックス・ファンドが有ります。また、これらを1,000円単位で積立が可能です。

対象としているインデックスは、
日本株は 日経平均株価(日経225)、TOPIX、
日本債券は NOMURABPI(市場で流通している公社債の総合インデックス)
海外株式は MSCIコクサイ(先進23カ国の株価が対象)、MSCIエーマージング(新興国21カ国)
海外債券は シティーグループ国債(先進国の債券)
などが有ります。その他にリートを対象とするもの、新興国債券を対象としているものも在ります。

10,000円を10単位(1,000円)に分けて、
定期預金、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券、その他
に配分すれば、ご自身の期待リターンとリスク許容度に合わせた、国際分散のバランス・ファンドが出来上がります。

そして、この配分で、毎月積み立てを利用しますと、手間がかからず、無理のない資産形成ができます。

試しに、グーグルで「インデックスファンド シリーズ」や「低コストのインデックスファンド」などて検索すると、数シリーズ出てきます。その中でご自分が納得できる銘柄と、取り扱い証券会社をご確認ください。

宜しければ、各種のデータで説明するセミナーにいらっしゃいませんか。


毎月、資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー
独立系顧問料制アドバイザー 吉 野 充 巨
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html


『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

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