- 寺岡 孝
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
- 東京都
- お金と住まいの専門家
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03-6202-7622
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
2月になりました。
もう節分です。
まったく、月日が経つのは早いものです。
◆節分の豆知識??◆
豆まきをしなくてもいい方がいるそうです。
「わたなべ」さん。
平安時代に鬼を退治したということで、豆まきが免除されたそう。
福はうち。
鬼は嫌われがちですが、鬼は福も持ってくるそうで、
邪気だけは出ていって欲しい意味もあり、
「鬼は外」は言わないことが多いようです。
恵方巻き。
最近ではご存じのもの。
これは、ご承知の通り一気に食べるのがいいそうで、
切ったりすると「運が切れる」といわれ、よろしくないようです。
さて、月替わりには住宅ローンの金利は発表されます。
あるメガバンは、
変動金利は2.75%、
固定10年は3.45%、
というのは店頭金利。
この金利から優遇されると、
変動で0.875%、固定10年でも1.85%になり、
中には、
固定10年で1.55%です。
よくお問い合わせのある金利選択。
変動金利はかなりの低金利で魅力的です。
でも、恐ろしいもの。
変動金利は毎月の返済額は5年ごとに見直し。
年に2回、金利見直しがあっても、すぐに毎月の返済額には影響しません。
しかし、返済額の元金と利息の割合を調整して再計算します。
ですから、例えば、毎月5万返済していても、全く元金には充当できず
利息のみの返済ってこともあるのです。
これでは、「いつまで経っても元金が減らない」リスクを負うことになります。
こわいですね…
また、大幅な金利上昇があっても、新しい返済額はもともとの1.25倍までとしています。
つまり、もともとの返済額が毎月5万でも、6.25万が上限というわけです。
しかしながら、6.25万円すべてが利息払いのみに充当されることもありうるのです。
こんなことから、変動金利はこわいもの。
さっきの鬼の話ではありませんが、低金利という「福」はもっているものの、
邪気は「金利上昇リスク」なんでしょうね。
ローンの金利は「福はうち」のみといきたいところです。
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