- 佐野 由美子
- 有限会社カメリアエンタープライズ 代表取締役
- ビジネススキル講師、マナー講師
新年度が1月であれ、4月であれ、この先1年間の「イベント計画」は最も重要。 社員がひと目でやる気になるような 今年のカレンダーは出来上がりましたでしょうか?
「全員で到達すべき目標」がはっきり見えていてこそのスタッフの頑張り。 過去に囚われないフレッシュさが命です。
さて、社内に 「祭り」 の伝統のない企業は弱い、という話です。
貴方の会社に 全スタッフが一つに結集できる日が何日ありますか?
部署も、役職も、組織の上下関係も、世代の違いもなく、ひとつのことに熱中できる「〇〇の日」です。
遊びであれ、販促イベントであれ、社長も 職人も、パートさんも、皆同じ格好をして飛んだり跳ねたりする「お祭り」をちゃんとやっていますか?
揃いのTシャツでも キャップでも ジーンズでもいい、はっぴでも 鉢巻でもいいですが、社長から始まって新人たちまで 全員「やる時はやる」 「盛り上がる時は盛り上がる」。
組織の和がひとつになる瞬間 (とき) って、面白いものです。 一瞬です。 決して議論でも理屈でもありません。
100回の綿密なミーティングをしても、イベント当日に、背広組と現場のはっぴ組に分かれていては、温度も思いもバラバラですし、見ている方も乗り切れない。 汗もかけないイベントにどんな意味があるのか疑問です。
姿形から人は変われます。 全員がおんなじ姿をすれば、いやでも魂は入る。
経営者の皆さま、リーダーの皆さま、今年はぜひ、組織の中で「祭り」の日を増やしてくださいね!
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