- 若林 正昭
- 若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
- 司法書士
対象:借金・債務整理
最近の心理学で分かって来たことは、人間が考え事をする際に使う頭脳にはキャパシティがあるそうです。心配事も前向きな気持ちも、恋愛の事も仕事の事も、あたかも容量の決まったコップに水を入れる様に一定の量しか入らないとのこと。
従って借金が多い人は、お金の心配で頭がいっぱいになり、将来に向けての前向きな考えが入り込む隙間が無くなってしまっているのです。貧すれば鈍すとはこのことです。
借金がかさみ、お金の心配をし出すと、コップに石ころが入っているように、水を入れるスペースが無くなってしまいます。懐が寂しいとただでさえ、のどが渇きがちです。
借金問題には法的に認められた解決方法があります。私はその解決を専門にしている法律家ですが、いつもお客様には、多重債務から抜け出すということは、借金を減らすだけでなく、コップを占有している石ころを取り出し、前向きな考え=心のスペースを手に入れることだとお話ししています。
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