- 若林 正昭
- 若林司法書士事務所 所長 認定司法書士
- 司法書士
対象:借金・債務整理
Get Things Done (G.T.D.) と言う言葉が、流行の兆しです。物事を処理していくと言う意味の英語です。G.T.D.は仕事をする上で、大切なスキルで専門のトレーナーが有料でレッスンしていたり、専門のパソコンソフトがあったりします。仕事の効率化に役立つばかりでなく、これを習慣として身につけた人が、異口同音に言うメリットがあります。
それは、・・・カタルシスです。TO DO リストの項目を処理し消し線を引いていくときにすっきししたことはありませんか?シンクに貯まっていた食器を洗ったり、散らかっていた部屋を掃除したりしたときに感じる気分と似ています。
人間は物事を成し遂げたときにすがすがしさを感じるもので、逆にやらなくてはいけないことをやらないで貯めとくと、無意識にイライラが募ることが分かって居ます。
さて、借金問題です。例えば夜逃げ。借金の催促から逃れたとしても事態が解決したわけではありません。Get Things Doneになっていないので、無意識でストレスを感じ続けるのです。
借金と正面から向き合い、専門家に相談すれば催促はすぐ止まります。自己破産が認められるとG.T.D.のすがすがしさを感じる事もできます。精神衛生を考えても夜逃げより自己破産をお勧めします。
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