- 島田 千草
- 株式会社ノーメン・ジャパン 代表取締役
- 東京都
- ブランドコンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
しばらく更新できずにいたら、あっという間に10月も最終日となってしまいました。
これからは、間隔をあけずに更新するよう心がけるつもりですので、よろしくお願いします!
先週からヘルスケア部門の新薬開発のネーム開発を行っています。
当然のことですが、クライアント側の正式発表が行われ、クライアントからの承諾なしには、案件についてお話しすることはできません。
ここでお話しできることは、この新薬のマーケット対象国が、アメリカ、ヨーロッパ、そして、オーストラリア、カナダ、中国、また日本も含まれています。
ヘルスケア部門という専門性の高く、法律的な制約の多い領域でのネーム開発をスタートするにあたっては、60ページを超える厚いブリーフィングを理解することから始まります。
ここには、クリエイティブ・フレームワークの定義付け、クライアントとの方向性の相互確認や、開発する上で重要なガイドライン、細部にわたる開発プロセスのスケジュールがすべて書かれてあります。
今回のプロジェクトマスターは、ノーメンのアメリカオフィス主導となっているので、実際のクライアントとのワークショップなどすべては、日本と現在13時間の時差のあるニューヨーク事務所とのやり取りとなっています。
今夜も、1時までに第2回目のネーム開発を提出する予定。
ヘルスケア(製薬・バイオテクノロジー・医学)分野は、専門性が高く、法律的制約の多い領域であるだけに、ブランド戦略を構築する際においても、エキスパートの豊富な知識と実績なくしてはお客様のサポートができない分野です。
ですから、これをひとつのシリーズとして取り上げてみたいと思います。ヘルスケア部門とは縁のない方でも、ネーミング開発がただ思いつきのクリエーションに依らないことを理解して頂けると思います。
では、次回。
>グローバルネーミング開発
株式会社 ノーメンジャパン
www.nomenjapan.com