
- 吉武 利恵
- リリア株式会社 代表取締役
- 東京都
- 人の印象の専門家
対象:ビジネススキル
- 吉武 利恵
- (人の印象の専門家)
- 牛山 恭範
- (ビジネススキル講師)
あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
今回は「プレゼンテーション・15個のチェック」の3個目「 3. 環境に合わせた資料ですか? 」から、 「プレゼンテーション・資料のビジュアル」をご紹介します。
相手に伝わる資料を作成するには、相手に合わせたビジュアルの資料を作りたいところですね。
人には特異な感覚、優位感覚があります。
感覚とは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と言語感覚です。
自分の優位感覚と相手の優位感覚は違うかもしれない、という観点で資料を作成してみませんか?
優位感覚とは、無意識に好んで使っている感覚です。
皆さんも参考書を選ぶときに本屋さんで何冊か見比べて、一番わかりやすいと思う参考書を選んでいますよね。文字が多かったり、少なかったり、画や図が多かったり、少なかったり、CDが付いていたいなど、それが、あなたの優位感覚です。
◆優位感覚に合わせたビジュアル資料◆
1. 視覚優位の方
文字は大きく、文章は端的で短く、絵や図を交えて、瞬間的に目でとらえて理解できる内容を好みます。
2. 聴覚優位の方
文字を読むよりは、耳で聞くことを好みます。後で、資料を読んでくださいと伝えても、よほどでなければ読まないので、伝えたいことは口頭で伝えましょう。
3. 嗅覚優位の方
食品や飲み物、化粧品などの匂いに関する商品は実際に嗅いでもらいましょう。
4. 味覚優位の方
食品や飲み物など、舌で味わう商品は実際に味わってもらいましょう。
5. 触覚優位の方
物であれば実際に触わる、使ってもらう。物でなければディスカッションや体験するワークで参加してもらうと納得感が高まります。
6. 言語感覚優位の方
文字を読むことを苦と感じませんが、言葉の選び方や言い回しに敏感です。
資料作りは、自分の優位な感覚で作りがちです。
多くの人に伝えるためには、視覚・聴覚・触覚・言語感覚に合わせた内容を盛り込むことをお勧めします。
まずは、自分の優位な感覚を知るところからスタートですね。
・あなたの資料作成で抜けていた優位な感覚は何でしたか?
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