自律神経研究の第一人者 小林弘幸順天堂大学医学部教授
TV放映 「世界一受けたい授業」 「たけしのニッポンのミカタ」など多数ゲスト出演
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』の著者で多くのトップアスリートや芸能人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる順天堂大学医学研究科 小林弘幸教授
このほど岩崎アンチエイジングメソッドクラブがアジャスターシステムで業務提携したトップアスリート株式会社 代表取締役 末武信宏氏は、プロアスリートのトレーニング、コンディショニング、ケア、治療法などスポーツにおけるソフトウェア研究開発や支援を行っており、小林弘幸教授は自律神経共同研究者であり、末武氏の上司でもある。
今後、トップアスリート株式会社(スポーツ診療部)と岩崎アンチエイジングメソッド西新宿出張所は治験協力が計画されているが、おもな目的は小林教授と末武氏の推奨する身体能力向上システムプログラムの完成度をより高いレベルに達成させることにある。
さて、「特集 自律神経をコントロールする」を小林弘幸教授の出版本や雑誌記事などを引用し代替補完医療分野の観点でコラムを投稿しておいりましたが、今回でこのシリーズ最終回となります。
最終回は、食後に眠くならない方法です。
昼食で元気になったのに、その後、睡魔に襲われることがあります。
食事をすると交感神経が一気に高まりますが、食後、消化器管が動き出すことで一気に副交感神経優位に急展開します。
ようするにお腹に血液が集まり消化吸収作用が起こることで、眠くなるのです。
これをコントロールできれば、食後の眠気を抑えることができます。
ポイントは2つ 「食前に300~500ccの水を飲む」ことと「腹八分目で、出来るだけゆっくり食べる」ということです。
食前に水を飲むことで腸が働き、副交感神経が高まります。
そして、ゆっくり食事をすることで、食べている間に副交感神経の活動が上がってきます。
交感神経と副交感神経を同時に上げることで、急展開を抑えることができ、また満腹まで食べてしますと消化吸収に大量の血液が使われ、脳の血液が不足するのです。
「早食いと食べすぎは居眠りのもと」だと小林教授は語っておりますが、「早食い」はレプチンという脂肪組織から分泌されるホルモンですが、レプチン濃度が上がる前に食べ終わってしまうため、満腹中枢も働かなくなり肥満や糖尿病の原因にもなりますので注意が必要です。
このコラムの執筆専門家

- 岩崎 治之
- (東京都 / 柔道整復師)
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
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