自律神経研究の第一人者 小林弘幸順天堂大学医学部教授
TV放映 「世界一受けたい授業」 「たけしのニッポンのミカタ」など多数ゲスト出演
『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』の著者で多くのトップアスリートや芸能人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる順天堂大学医学研究科 小林弘幸教授
このほど岩崎アンチエイジングメソッドクラブがアジャスターシステムで業務提携したトップアスリート株式会社 代表取締役 末武信宏氏は、プロアスリートのトレーニング、コンディショニング、ケア、治療法などスポーツにおけるソフトウェア研究開発や支援を行っており、小林弘幸教授は自律神経共同研究者であり、末武氏の上司でもある。
今後、トップアスリート株式会社(スポーツ診療部)と岩崎アンチエイジングメソッド西新宿出張所は治験協力が計画されているが、おもな目的は小林教授と末武氏の推奨する身体能力向上システムプログラムの完成度をより高いレベルに達成させることにある。
さて、今回からシリーズで「特集 自律神経をコントロールする」を小林弘幸教授の出版本や雑誌記事などを引用し代替補完医療分野の観点でコラムを投稿していきます。
まず、小林教授が語る「自律神経をコントロールすることは、人生をコントロールすること」=自律神経を整えて最高のパフォーマンスを得る方法とは・・・
世の中には、病気になりやすい人となりにくい人がいます。また大事なときに自身の力を100%引き出せる人もいれば、半分も出し切れない人もいます。この違いについて、これまでメンタルヘルスや脳科学などで説明されることが多かったのですが、近年「自律神経」の働きが大きく作用していることが分かってきました。
具体的に挙げるとプロ野球ドラフト1位で入団した選手が実力通りに活躍し1軍に定着できるのは極わずかで、ケガで才能開花できずに数年後に解雇さえるケースもよくあります。
末武氏によればプロ野球選手の平均在籍年数は5~6年といわれています。
また最近では「世界陸上 韓国テグ」ではボルト(ジャマイカ)が本年上半期の調子が上がらないまま迎えた本大会100m決勝でプレッシャーからフライング失格したのは記憶に新しく、そのほかにもトラックやフィールド競技で金メダル候補が次々と予選敗退いたしました。
自律神経とは簡単にいえば、意識をしなくても働き続けている神経のことで、呼吸・血液循環・排泄など生命活動の根幹をなす体内システムをさします。そして自律神経は交感神経と副交感神経に分類され、主に副交感神経の活動が上下することによってバランスが保たれています。
次回、心身が「興奮」しているときと「リラックス」しているときは、どちらの神経が優位になるか・・・また、日常でどうすれば自律神経が安定するか・・・をお伝えしていきます。
参考URL http://www.iwasaki-laser.net/hikari/
http://profile.ne.jp/w/c-57140/
このコラムの執筆専門家
- 岩崎 治之
- (東京都 / 柔道整復師)
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
このコラムに類似したコラム
特集 自律神経をコントロールする (6) 岩崎 治之 - 柔道整復師(2011/11/24 00:13)
特集 自律神経をコントロールする (4) 岩崎 治之 - 柔道整復師(2011/10/11 22:36)
特集 自律神経をコントロールする (5) 岩崎 治之 - 柔道整復師(2011/10/31 15:46)
自律神経美人をつくる、季節の過ごし方! 徐 大兼 - 鍼灸師(2013/10/13 12:00)
“ヨガは新たなる次元へと飛躍する” 辻 良史 - 博士(体育科学)(2012/06/27 16:57)