「住宅ローン借り換え」を実例から学ぶ 2 後の祭り… - 住宅ローン借り換え・返済 - 専門家プロファイル

久保田 正広
株式会社 FPバンク 代表取締役
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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「住宅ローン借り換え」を実例から学ぶ 2 後の祭り…

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後の祭り…

借り換えを実例で学ぶ、第2回目は住宅金融公庫で「段階金利」を取り上げます。

10年前に建売一戸建てを購入した40代のSさん。当時幼稚園だった子供も来年から私立の高校生。そんな時、雑誌の記事で耳を疑うような話を聞きました。

「住宅金融公庫は固定金利でなく途中で上がる」と!

調べてみると2.0%でかりたはずの金利がなんと2倍の4.0%に上がることがわかりました。月々の返済額も116千円から144千円になると返済予定表にはちゃんと書いてありました。

「見落とした・・・」

と言っても後の祭りです。

2007年3月に住宅金融公庫が廃止されてから、はや4年が経過しました。しかし、公庫の問題先送りプランが原因で返済が困難になる問題は未だなお残っています。

問題先送りプランは大きく二つのしくみから成り立ちます。

その一つが「ゆとり返済」です。借入れ当初5年間は返済額を抑えるという仕組みですが、平成11年度末で廃止され、既に全てのゆとり返済利用者のゆとり期間が終了しています。

しかし、先送りの問題が終わった訳ではありません。

5年後に返済額が上がるのをなんとか凌いだとしても今度は、10年経ったところで金利の引き上げが待っています。先送りプラン二つ目のしくみです。

「ゆとり返済」終了で苦しんだ方に、今度は段階金利という第二の波がやって来ます。

そのうち、そのうちと言っていた方も今度ばかりは借り換えを検討すべきです。

ちなみに残高が2500万円残っている場合、4%に上がってしまうはずの方が、2.5%のローンに切り替えると、驚くことに594万円もの利息の差が出てしまいます。

貴方も一度、返済予定表を見てください。

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