- 伊藤 誠
- 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:教育資金・教育ローン
ちょっと気になる話 ~ライフとマネーのQ&Aから~
● 教育ローン・奨学金 手続き早めに ●
■【 教育ローン・奨学金 】
日経新聞 2011/7/24 - より抜粋
〇 教育費の準備が遅れたり、予想外に金額が膨らんだりしたとき、
教育ローンや奨学金の利用も選択肢の一つだ。
〇 日本政策金融公庫の「国の教育ローン」は、子ども1人につき
最大300万円までで、普通は保護者が借りる。
基本的に一年中申し込みが可能だ。
〇 審査は通常、10日程度かかり、資金が振り込まれるまでに
さらに1週間ほどかかる。審査に時間がかかることもあり、
大学の入学費用を支払う直前に申し込むと間に合わない恐れがある。
〇 結果として利用しなくても不利益になることは基本的にない。
少しでも心配なら、申し込み手続きだけしておいてはどうか。
■【 CFP伊藤からのコメント 】
教育ローン利用しなければならない親が老後生活資金に困り、
子供に負担をかけるケースが見受けられます。
これは、親にとっても子にとっても
不幸であることと想像できるでしょう。
そこで、教育ローンを利用しなければならない場合、
利用する順番は:
1.奨学金利用で子供が将来ローンを返済する
2.日本政策金融公庫の「国の教育ローン」を利用して子供が将来ローンを返済する
民間の教育ローンは避けた方が良いです。
理由は:
○金利が高い
○審査が通りづらい
(教育ローンを借りなければならない家庭であると判断されているため)
教育ローンを借りるときは親の見栄をはらず、
子供と相談して子供が返済することを了解してもらい
実行したほうが良いでしょう。
もし、その後親に資金的余裕ができれば、
子の結婚資金や住宅取得資金で
サポートされることをおすすめします。
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