
- 大塚 嘉一
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
- 弁護士
対象:民事家事・生活トラブル
- 榎本 純子
- (行政書士)
当事務所の前代表パートナー高野隆弁護士が後進の指導に当たっている早稲田大学ロースクールのリーガルクリニックを、今月(平成19年9月)13日、訪問しました。
クリニック事務所は、早稲田大学の界隈旧安部球場近くにあります。学生が関与することを条件に、無料で刑事事件を引き受けるそうです。教授陣の指導よろしきを得た学生さんたちが熱心に活動するので、難しい釈放を勝ち取るなど、赫々たる成果を挙げているとのことです。学生は、実務を実際に体験して意欲を掻き立てられることでしょうし、手続が自然と頭に入るという効用もありそうです。
この日は、期せずして、新司法試験の合格発表でした。先生方やスタッフに合格を報告に来る人、来年に向けて覚悟を決めた人などで、クリニックは熱気に包まれていました。
刑事事件は、社会正義を実現し、基本的人権を擁護するという弁護士法1条に記された弁護士の使命の原点だと私は思います。
これからもクリニックが、有為の人材を輩出し続けることを期待します。
このコラムの執筆専門家

- 大塚 嘉一
- (弁護士)
- 菊地総合法律事務所 代表弁護士
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