No.166 中国人旅行者の3人に1人が訪れる街・香港のブランド構築 - 海外展開 - 専門家プロファイル

澤田 且成
アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
東京都
ブランドコンサルタント
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No.166 中国人旅行者の3人に1人が訪れる街・香港のブランド構築

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ブランディングニュース 『企業ブランド戦略の成功と秘密』

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No.166 中国人旅行者の3人に1人が訪れる街・香港のブランド構築
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン      2011.05.16

 ブランディングニュース『企業ブランド戦略の成功と秘密』

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【お知らせ:6月1日(水)ブランディング勉強会】※残席僅か

・10分1000円ヘアーカットのQBハウス創業時、
 バブル経済崩壊により景気が低迷していた時代でした。
・創業者は「不景気だったからこそQBハウスのビジネスモデルが
 生まれたんだ」「どんな不景気でも必ずビジネスはある」
 「人の悩みを解決したいと思うところにビジネスチャンスがある」
 と創業者のもとに訪れるビジネスパーソンに激励を送っています。
・年間来店舗数は1200万人ですから、
 延べ数にすると日本人口の10人1人になります。
・このビジネスモデルを55歳から始めた創業者から
 直接話が聞ける他にない貴重なチャンス。
・残席が少なくなっています。ご希望の方はお早目に・・・

⇒ http://www.id10.jp/seminar/110407 
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みなさんこんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

きょう5月16日は「旅の日」。
かつて、松尾芭蕉が奥の細道に旅立った日です。

東京・恵比寿ではインバウンド復興フォーラムが開催され
観光庁長官の溝畑宏氏が登壇されメッセージを送っていました。

弊社代表の澤田はこちらのフォーラムに参加していたのですが、
・一秒一分のスピード感で今までの常識を覆す手を打たなくてはだめだ。
・マイナスイメージがある間に自らが足を運んで海外マーケットに
 営業にいかなくては他マーケットに奪われる。
・サービス産業は愚痴や泣き言をいってはいけない。
 サービス産業は夢を売る仕事だから
 ポジティブな情報をどんどん発信していく必要がある。
・5月中に海外から振り向いてもらうために必死になって
 自らがリーダーシップをとって日本の営業部隊として情報を伝えていく。
などなど、
その真剣な姿には300人の参加者全員が胸をうたれたことと思います。

私たちはブランディングのアプローチで
日本のファンを増やしていくための準備を今進めています。

「一秒一分のスピート感」
「必死になって日本を営業するんだ!」
この熱いメッセージを受け今日からメンバー全員で取り組んでいく所存です。


さて、今回のブランディングニュース
『企業ブランド戦略の成功と秘密』では、
日本でも海外旅行ランキングで常に上位に位置する
香港を取り上げます。

そもそも『企業ブランド戦略の成功と秘密』というメルマガで
なぜ香港という都市を取り上げるか。

それは、ブランディングを進めてきた多くの都市で
私たちのようなブランド戦略コンサルティングの民間企業が
存在し活躍しているからです。


さて、香港といえば、
1997年までイギリスの領土として発展を遂げ、
返還後も引き続いて高度な自治権をもつ地域。

しかし、返還による混乱を避け住民や企業はイギリス本国へ。
また返還直後にはアジア通貨危機により
各国の金融機関や大企業の多くが撤退しました。

2003年にはSARS(新型肺炎)感染国の一つとして
空港ロビーには医療テントが常設され出入国が一時制限。

さらに翌2004年には
人口の6%を超える53万人が参加する民主化デモが。

こうした経済、政治、感染症と度重なる危機に直面しながらも
香港は再び、世界各地から観光客が訪れるスポットとなりました。

実はあまり知られていませんがその影には
ブランド戦略コンサルティングがサポートしていたのです。

今回は香港という都市のブランド構築と復活について、
返還後の動きを追いながら見ていきたいと思います。

香港政府観光局公式トラベルガイド(和訳ページ)
http://www.discoverhongkong.com/jpn/

     *        *        *

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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
中国人旅行者の3人に1人が訪れる街・香港のブランド構築

[2] ブランディング勉強会 

[3] 編集後記

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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
中国人旅行者の3人に1人が訪れる街・香港のブランド構築
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■ 一時は失われたエキゾチックな街の雰囲気

古き中国の伝統的建物と英国調のビルディングが混在する
東洋と西洋が融合した不思議な雰囲気の街・香港は、
日本人にとっても、海外旅行先として長く愛されてきました。

しかし1997年の領土返還時に、イギリス本国へ住民と企業が移り
富裕層の華僑たちも他国へと流出。
変わって中国・広州など近接地から労働者が流入しました。

また直後に勃発したアジア通貨危機により、
香港に進出していた金融機関や多国籍企業も撤退。

エキゾチックで趣のある香港は、わずか1年あまりで
街の活気も経済成長も、一挙に失われてしまったのです。

続きはこちらから

⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/110516

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