生きがいづくりの活動３～ケアプラザで教える笑顔を作るコツ～

皆様、こんにちは。ヒューマン教育研究所の一柳です。

前回は、ケア・プラザでのイベントと合唱をご紹介しましたが、
今回は同じくケア・プラザで行われた「笑顔教室」についてご紹介します。

“笑いは百薬の長”と言われるように、活き活きと生きるために「笑顔」は欠かせません。
では、笑顔とは一体どうやって作るのでしょう？

世界的に有名なエクマン、フリーセン共著の「表情分析入門」によると、
「幸福の表情」とは、以下の特徴があるそうです。

・唇の両端は後ろに引かれ、多少上がっている。
・頬は持ち上げられている。
・下まぶたの下にしわが見える。下まぶたは持ち上げられているかも知れないが、
緊張はしていない。

どうでしょうか？
特に、口角が上がっていたり、頬があがっていることは大きなポイントです。

では、どうしたら、そんな笑顔が作れるか。
笑おうとする時に、顔の筋肉がこわばっているといい笑顔ができません。
ぜひ、以下のエクササイズをしてみてください。

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１．口をアイウエオの順で大きく開けていきます。　
これ以上は開かない、これ以上は口が裂けてしまうというくらい
大きく開けてください。声を出す必要はありません。
１０回程度、続けてください。

２．次に、頬の上部に３本の指を当て、円を書くようにゆっくり回してください。
手の平は頬に当ててください。

３．顔面の各部分を２本の指で順番に押していきます。
下あご、上あご、小鼻の下、小鼻の上、目の下、眉と目の間、
額の両脇、耳たぶの下、の順にゆっくり５回。

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いかがでしたでしょうか。
血行が良くなり、顔が温かくなった気がしませんか？

さて、最後に実際に声を出して笑ってみましょう。

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ステップ１　：　姿勢を正す。
ステップ２　：　息を鼻から吸って、口から、フーーーーーーーっと吐く。
ステップ３　：　２から更に吐き続けると、お腹（横隔膜）がピクピクする。
これが、腹式呼吸の感覚で覚えておく。
ステップ４　：　フーーーーーーーに音を付ける（大声で）
「ハーーーーーーーーーーーーーー↑」
ステップ５　：　短く区切って(大声で）
「ハーッハッハッハッハッハッハ」（区切る回数は自由）
ステップ６　：　４，５を続ける。

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但し、間で息を継がないと気絶します。
そして、それが<間>になります。

復習（ここまで読んだ方は実践してみましょう）
吸う　ハーーーーーーー↑　吸う　ハーッハッハッハッハッハ

これは、能狂言でやる笑い方ですが、豪快な笑いで心の憂さも吹き飛びます。

昔から、「心身一如」と言いますが、
Ｗ・ジェイムズというアメリカの心理学者が

「行動は感情に従うように見えるが、
実は行動と感情は同時進行するものである。
また、行動は感情よりも直接的に意志力で支配できるので、
行動をコントロールすることによって間接的に感情をコントロールできる」

と言って「自信を持って振舞ってみる」ことが大切だと言っています。

また、我が国の茶道の大家、千利休も
“精神は、形によって伝えられる”
と同じ意味のことを言っています。

さあ！皆さん、大きな笑いで、心の憂さを吹き飛ばしましょう。

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私は、以上の様な福祉施設の高齢者慰問、
ボランティア活動を長年行っております。

今後も、生きがいづくりの活動を重要なテーマとして
力を入れていきますので、
ご興味のある方は、私までお気軽にご連絡ください。
自治体や団体からのご連絡をお待ちしております。


次回のコラムでは、活動を通して私が感じていることをご紹介しますね。