2月25日に、総務省の国勢調査による速報として
人口統計データが発表されました。
2010年の速報値によると、
神奈川県の総人口は904万9500人
実は、大阪府を抜き全国2位となりました
人口増減を細かく見ていくと、次のような感じです。
(増減率は05年調査比)
◎人口増加地域
第1位・・・川崎市 増加率7.4%
+98,667人
第2位・・・藤沢市 増加率3.5%
+13,720人
第3位・・・横浜市 増加率3.1%
+109,975人
増加率は3位に甘んじたものの
人口が最も増えたのは、上記の通り横浜市
横浜市の人口は3,579,628人で、もちろん県内最多。
横浜市内で人口増の牽引約となっているのは”都筑区”
港北ニュータウンの中心である都筑区は、新築マンションや
住宅街の開発が活発に進み、30代を中心とした若い世代の
人口増加が続いています。
ちなみに、人口増加率は前回調査比で12.5%
都筑区は増加率、人口ともに堂々の市内第1位です。
ちなみに、県内で人口が減っている地域は次の通りです。
◎人口減少率ベスト5
山北町・・・・・△7.1%
松田町・・・・・△5.8%
真鶴町・・・・・△5.7%
三浦市・・・・・△3.0%
箱根町・・・・・△2.5%
県西部を中心に人口減少率が高くなっているのがわかります。
これは、明らかに少子高齢化等の影響などが出ているのでしょう。
昨年夏ごろから、横浜市内の新築住宅の売れ行きが好調でしたが、
この統計から見てもその理由は明確ですね。
人が移住してくるから家が必要になる
まさに、需要があったからに他なりません。
ですが、今後この状況が続くわけではありません。
私たち不動産業界としては、マクロ的な視野をしっかり持って
顧客の将来ニーズに応えられる事業展開が必要なのでしょう。
最近、ようやく1~2年前に比べ、
自宅近くでの新築マンション開発が落ち着いてきたように思います。
やたらめったら造っても売れない時代です。
今後は、需要主導の住宅供給が必須となることは
間違いありませんね
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