- 宮田 幸治
- 株式会社宮田IFA事務所 代表取締役
- 埼玉県
- 経営コンサルタント
対象:財務・資金調達
こんにちは。株式会社宮田IFA事務所代表の宮田幸治です。
11月9日、日本銀行が「2010年10月の貸出・資金吸収動向等(速報)」を発表した
その中に都銀等貸出動向10月平残という記載がある。金額は1,999,536億円で前年同月比較▲4.3%だと記載があった。融資額が減少しているのである。
また、全国銀行協会資料による銀行貸出前年同時期比較をみると、平成21年の上期前年比較▲約9兆円、平成21年下期前年比較▲約1.6兆円、平成22年上前年比較▲5兆円となっていた。
やはり国内市場において、法人や個人に対し、資金の回りが悪くなっているようだ。
資金が回らないと、景気が回復することはないのでないか。お金が回らない原因はなんなのであろうか。先日、ある上場企業の経理部長とその会社の社長と話をする機会があった、
何かに投資をする、投資をするために資金調達をするのは、やはり先が見えずに怖いのだという。また、ある業界大手企業の子会社の経理部長とも話が聞くことができた。余剰資金は親会社で一括管理し、投資等のチャンスが来るまでじっと待っているのだというのである。用は先が見えずに投資ができないのである。
やはり、日本経済の先が誰にも見えずにいるために、投資もできず、資金も回らないようである。何とか先の見えるものを探していかなければならない。
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