前回からの続き、廃業について。
社長贅沢型の倒産に至った企業でよく見受けられる特徴を簡単に二つ。
◯現金残高が多い
お金の流れで言うと
・預金からお金を引き出す
・引き出したお金を使って私生活の何かを買う
・私生活の何かなので領収書等々は経理処理されない
・帳面上は手元に現金が残っているが、実際には使ってしまった
・繰り返されて現金残高が多額になっていく
この流れが長年に渡って蓄積することで、ものすごい額になっていきます。
手許現金が数百万円あります…等々。
実際にそれだけあることはまず少ないので、何か私生活に使ったと考えられます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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