若いお母さんからのご報告 - 毎日のつらさ - 専門家プロファイル

シェシャドゥリ(福田)育子
松戸こころの相談室 メンタルヘルスコンサルタント
千葉県
メンタルヘルスコンサルタント

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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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若いお母さんからのご報告

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  1. 心と体・医療健康
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心理カウンセリング・セラピー 勇気づけ

子どもに対する「勇気づけ」の効果は 子どもの年齢が低ければ低いほど早く効果が表れます。

きょうの講座に来られた若いお母さんSさん(お子さんの年齢2才9カ月と1才5カ月)から 驚きと喜びの感謝の言葉を頂きました。

「おどろくような効果がありました!」

前回、食事のことでの悩みをお話下さった方です。

「この前気になっていたよその子をたたくという問題は解決したのですが 別の問題が出てきました。この頃 食事の時に二人で遊びながら食べるんです。“食べないのなら片付けるよ”、と言うと “食べる”って言うのですが 食べなくて、それを繰り返すのです。すると だんだん腹が立ってきて“そんなら 食べないんだね、ママもう知らないよ!”って 片付けるんです。すると 泣くんです。可愛そうに思って食べさせるのですが それを繰り返すんです。」

前回の講座のテーマは「I(アイ)メッセージでした。」その中に 腹が立った時の対処の仕方もありました。Sさんは

「私、これを知りたかったのです!!!まさに今抱えている問題です!」

これに対しては「誰の課題か?」から考えます。つまり 「腹が立っているのは 誰か?」答えはお母さんです。そうなるとその腹立ちを解決するのはお母さん、自身となります。これには「子どもの行動の目的」で学んだ対応方法を応用します。Sさんは実践されました。

「イライラしてきた時、“ひとりにさせて下さい。”と言って 部屋へこもりました。分かるかな?と思ったのですが 上の子は何となく分かったようでした。下の子がドアをたたきにくると 上の子が下の子の手を引いて子ども部屋へ連れて行き 二人で遊び始めました。ドアを開けてそっとのぞいたのですが 分かってくれたんだ、と本当にビックリしました。」

「食事については 時計を示して “ご飯の時間はここまでね。” “時間が来たので 片付けます。”を2回やったら 3回目からは時間内に食べるようになりました。食べる量も増えました。その上、頼んでいないのに 上の子は 食べた食器を流しに運んでくれました。感激して “ありがとう!”と言って 思わずハグしました。下の子の分も運んでくれたのですが その後 下の子も自分の分を流しに運ぶようになりました。その後 ずっと運んでくれています。本当に びっくりしました!!!」

「そういえば、前はよく バカ、と言っていたのに それも無くなりました。」

上の子は お母さんから下の子と同じように大切にされていることを感じたのでしょうね。きょうは ママの存在を確認したかったのでしょうか、講座の間 2~3回

「ママ、抱っこ!」

とSさんのひざに乗りに来ましたが すぐに降りてベビーシッターをして下さっているMさんと遊び始めました。講座の後、Mさんがおっしゃいました。

「きょうだい二人の雰囲気が 前よりずっと落ち着いていた。何よりも 競争しなくなって協力して遊べていた。お兄ちゃんが妹を押したりぶったりしなかった!!!私は、子どもに関してはプロですから!勇気づけの子育ての効果は すごいですね!!!」

本当にうれしいSさん、Mさんからの御報告でした。