
- 河野 祐治
- 株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
- 東京都
- 飲食店コンサルタント
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
今日は、打ち合わせが1本流れ、
もう1つは、クライアントが東名高速の大渋滞で大幅に遅れ、
お陰で久々にまとまった時間が取れたので、
会員限定通信の執筆やもろもろのデスクワークが進み、
かえって助かりました。
10月も、セミナーや講演の出張(一部は東京)だけで
19日間あり、土日も含め、ほぼスケジュールが埋まりました。
コンサルやセミナー・講演で忙しいのはありがたいし、
いくらでもOKなのですが、デスクワーク的作業が滞るんですよね。
何とかメール処理をこなすくらいで。
それはともかく、渋滞で遅れたクライアントも、
通常3時間程度のところを、ナント8時間もかかって、
事務所に来られました。
12時開始予定が17時半開始になって、21時過ぎまで打ち合わせ。
オープンまであと1ヶ月。
面白い店ですよ。
オープン前のトレーニングの件でアドバイスしたのですが、
そもそも最高の教育とは、
教育する必要がない人を採用することです。
社会常識があって躾をしなくていい人です。
そうすると、どういう属性の人を採用すべきか、
自ずと明確になりますよね。
トレーニングも、1日3H×5日間=15Hよりも、
1日2H×6日間=12Hの方がトータルの時間は短いのに、
効果は高くなります。
1日2Hでも3Hでも、効果は変わりませんが、
5日間よりも6日間の方が、効果は高くなります。
効果が高まるのは、1回の時間数よりも回数なんです。
そして、最も大事なことは、
「トレーニング期間」は、「ファンになってもらう期間」
であるということです。
お店の料理を食べさせるのはもちろん、
そのこだわりや差別化、想いを伝えて、
まずはスタッフが、お店のファンであるべきです。
そうすることで、たとえ接客が自己流だったとしても、
自分の言葉で自信を持ってサービスできます。
それが、お客様に響くのです。
そう考えると、今、均一低価格になだれ込んでいる
大手チェーンのお店のスタッフが、そのお店のファンであるか?
商品に自信を持っているか?
大いに疑問です。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
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