日本での事例として、味の素の戦略が有名です。売り上げの落ちた味の素の売り上げを、どうしたら回復できるか討議されました。宣伝広告費を増やす、新製品を開発する、人員削減、事業の撤退色々な案が出ましたが、どれもリスクを伴う方法でした。
そこでこの手法が応用されました。出た結論は、容器のキャップに空いている穴を2倍の大きさにする事。容器を振る度に2倍の量の、味の素が出て売り上げが倍増しました。
最低の労力で最大の効果を上げる、好事例として大学の講義でも頻繁に紹介されています。住宅を考える場合、お金を掛ければどんな夢も叶いますが、お金を掛けずに夢を叶えるところに、ローコスト住宅の醍醐味があると思います。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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