大人になると、自分が好きなことや得意なことの区別がつかなくなって来ます。それは、大人になる過程で、人から評価されることが一番になってくるからです。
例えば学校で好きでもなかったこと教科でも点が取れるものは得意な教科として頑張ります。以前、高校で講演をしたと時に「数学は点が取れるんですがどうも勉強するのに疲れるし、最近あまり意欲がわかないんです。本当に数学が好きなのかな?」という質問を受けました。
そのときに「点は取れないけど、楽しい教科はある?」と聞いて見ると「現代国語、物語を読むのは楽しい」と言っていました。
そこで、私は「数学は、好きな教科ではなく得意な教科で、本当に好きなのは現代国語だというのが分かるかな?」というと、「ああ、なんで苦しいと思っていたかよく分かりました。ありがとうございます」と目を輝かしていました。
高校生くらいになると、自分の得意なことと好きなことの区別がつかなくなるんだなと改めて思ったのですが、あなたの子供は何が得意で何が好きでしょうか?
小さな子供さんだったら自分が大好きなことが何かを知っています。なぜなら「え、もちろん楽しいからよ!」と答えるからです。
ここにヒントがあります。
あなたの子供にとって純粋に楽しいことって何だと思いますか?
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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