いまどきの大学生の国語力 - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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いまどきの大学生の国語力

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人事担当者より、世のお母さんへ子育て提言 学校教育について
最近、大学生といっしょにイベントを開催する機会がありました。

今どきの大学生は、体を使って、指示通りに動くことはできるんだけど、企画がいまいち。

そもそも、「国語力」が弱いのです。

漠然とやりたいことや、言いたいことがあっても、それを明確に「文章化」することが苦手です。

だから、会議をしても長引く、長引く・・・。

例えば、「この場面では、なんて挨拶したらいいか・・・?」という課題が出た場合、
まず誰かが、例えば「“元気”っていう言葉を入れたらいいんじゃない?」いうふうに単語を1つ提示します。
そして、また他の誰かが、例えば「“明るくやりましょう”っていうのもいいんじゃない?」と、また部分的な指摘をします。
でもそれだけで、その先がまとめられない。

つまり、一文として完成できないのです。

だから、いちいち全員が頭を寄せ合って、「あーでもない、こーでもない」と、議論が長引きます。

これじゃ、会議がいつまでたっても終了しないので、見かねて、私がまとめてしまったことも多々ありました。(本当は口出ししたくないんですけど・・・)

これでは、日本人の会議が長い、残業が多い、その割には成果が少なくて給料も安い、
という理由の一つがわかったような気がします。

一人でも、企画書を完成させる国語力があれば、物事、グンと先に進むと思います。