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まず、大嶋さんという方は、もともと自分に自信がなくて、ネガティブで、何をやってもうまくいかなくて、人生に対して希望がもてず、ウツ病にも2回かかったそうです。
そんな彼が、1人の師匠との出逢いを通じて、人生、大きく転換され良い方向に変わりました。
その師匠とは、人財教育の分野では、日本一の実力をもつといわれる「西田文郎」先生。
この先生がどれぐらいすごいかというと、例えば、北京オリンピックのソフトボール選手を金メダルに導いたり、サッカーの中田選手のトレーナーをやったり（その他著名なアスリートの指導は多数）、
産業界でも、リッツカールトンの高野支社長を指導するなど・・・超一流の人達の師匠なのです。
そんな師匠の教えを受けたい、でもまともにセミナー受講料は払えない。
そこで彼は、西田先生の「かばん持ち」を始めたのです。
４年間、弟子入りして付き添ったそうです。
当然、セミナーは前のほうで、タダで聞くことができます。
こうやって、４年間学び、６年間実践してきた内容を、大嶋さん自身の講演で語っているわけです。
大嶋さんは、過去１１年間、「どうしたら人は輝くか？能力を最大限に発揮できるか？」
これだけを追求してきました。
居酒屋経営という形態は、その手段であって、本質は一人一人の人間を生かし、夢を実現することにあります。
大嶋さんを含め、社員の皆さん方はみんな元気で、その元気の秘訣は「毎日１５分間の朝礼」にあるといいます。
この朝礼、年間１万５千人の人々が見学に訪れ、今では小学校〜高校の先生や生徒さんにも広まっています。
（朝礼の内容については後で書きます）
さて、人が能力を発揮して夢を実現するためには、「脳の仕組み」を知ることが大切だといいます。
そもそも脳には、もともと能力の高い低いの個人差はたいしてないそうです。
脳自体の機能に優劣があるのではなく、脳には、簡単に分けて「成功する脳」と「成功しない脳」があります。
成功する脳は、ワクワクしている。
成功しない脳は、ワクワクしていない。
凡人は思います。
「楽しいことがあるから、ワクワクするのではないか？
成功したから、ワクワクするのではないか？」
師匠は言います。
「成功したからワクワクするのではなく、ワクワクしているから成功するのである」
このシンプルな言葉の奥義を感じとれますか？
