「忙しいから○○できない」という人 - 対人力・コミュニケーションスキル - 専門家プロファイル

宮本 ゆかり
マイウェイネットワーク 
ビジネススキル講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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「忙しいから○○できない」という人

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夢を実現する力 うまくいかない人の本質を学ぶ
よく、何かをやれない理由に
「忙しいから・・・」
という人がいますが、私はこの言葉に過敏に反応し、聞くと不愉快になってしまいます。

「“忙”しい」とは・・・
「心を亡くす」と書く。
つまり心が死んでいる状態。
たしかに、心が死んでいる人は、何も行動ができないでしょう。

私も昔は、よくこの言葉を使っていました。
しかし、ある時から意識的に使うことを止め、もう10年以上使っていません。〔自分の中から撲滅しました〕
もし、やることがたくさんあってアップアップの状態になった時には、
「充実しています」
という言葉を使います。

それ以来、不思議と、多くのことを同時進行でこなせるようになりました。
主婦業〔家事・育児〕・仕事をやりながら、ライフワークとして、教育ボランティアや本の出版まで・・・。


ところで先日、見込み客をケアするため、ある方(Aさん)にお願いをしました。

「最近、お客様の○○さんとの交流が少なくなっているので、お手数ですが、Aさんからも手紙を書いていただけませんか?
私もケアしているんですが、もっと他に一人でも多くのスタッフが意識してあげたほうがいいと思うんです」

すると、返ってきた答え。
「すみません。最近忙しいから手紙を書くヒマがないんです」

これを聞いて、ガッカリしました。

別に今日中に書いて欲しいと言ってるわけではないのです。
〔仮りに今日中だったとしても、一枚の葉書が書けないはずはない。
食事か睡眠時間を10分削ればいいだけのこと〕

大切な時を逃さずに、
心を込める。
そんな小さな行為の積み重ねが成果に結びつくんじゃないのか?

本当にやりたいこと(やらなければならないこと)なら、どんなに忙しくてもやれるはず。

まずはこの言葉を、意識的に使わないところから始めてみるのもいいかもしれません。