軽い躁うつ病(3) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

銀座泰明クリニック 院長
東京都
精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)
03-5537-3496
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:心の病気・カウンセリング

菅野 庸
菅野 庸
(院長・医師)
茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
斉藤ヒカル
斉藤ヒカル
(潜在意識セラピスト)
斉藤ヒカル
(潜在意識セラピスト)
快眠コーディネイター 力田 正明
(快眠コーディネイター)

閲覧数順 2024年12月13日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

一方でこの軽い躁うつ病の方は人格障害と誤診されることもあります。特に境界性人格障害 Boderline Personality Disorder, BPD と呼ばれる、情緒不安定で、慢性的な空虚感を覚え、自傷行為や対人関係のトラブルを繰り返してしまう人格障害と誤診されることが少なくありません。人格障害の方へは薬物療法よりも心理療法が優先されがちなため、本来は必要な気分安定薬を処方されないまま、長期間に渡る心理療法やカウンセリングに時間とお金を浪費してしまいます。更には幼少期や思春期の心的外傷(トラウマ)をいたずらに賦活・再燃され、余計に混乱してしまうこともあります。つきましては、まず気分安定薬を中心とした服薬を行い、その上で現実志向的な心理療法などが行われるべきでしょう。なお躁うつ病と境界性人格障害が合併することもありますが、その時の治療手順は同様に、躁うつ病としての治療を優先してからと考えられています。

以上のように軽い躁うつ病は何かと誤解・誤診されやすい病気でありますが、銀座泰明クリニックでは生物(薬物)・心理・社会学的に適切でバランスのとれた治療を行ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

銀座泰明クリニック

 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
銀座泰明クリニック 院長

東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。

東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。

03-5537-3496
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

このコラムに類似したコラム

うつ病治療 常識が変わる NHKスペシャル 茅野 分 - 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)(2009/02/23 21:33)

非定型うつ病(3) 茅野 分 - 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)(2007/04/20 00:00)

うつ病の経過(2) 茅野 分 - 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)(2007/02/02 00:00)

抗うつ薬+休養だけでは、うつ病は治らないこともあります(私見) 田尻 健二 - 心理カウンセラー(2013/08/08 15:15)

【コラムのつなぎ目】4/9 健康と精神疾患の間 国府谷 明彦 - 厚生労働省認定 産業カウンセラー(2013/04/09 13:15)