軽い躁うつ病(3) - 心の病気・カウンセリング - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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一方でこの軽い躁うつ病の方は人格障害と誤診されることもあります。特に境界性人格障害 Boderline Personality Disorder, BPD と呼ばれる、情緒不安定で、慢性的な空虚感を覚え、自傷行為や対人関係のトラブルを繰り返してしまう人格障害と誤診されることが少なくありません。人格障害の方へは薬物療法よりも心理療法が優先されがちなため、本来は必要な気分安定薬を処方されないまま、長期間に渡る心理療法やカウンセリングに時間とお金を浪費してしまいます。更には幼少期や思春期の心的外傷(トラウマ)をいたずらに賦活・再燃され、余計に混乱してしまうこともあります。つきましては、まず気分安定薬を中心とした服薬を行い、その上で現実志向的な心理療法などが行われるべきでしょう。なお躁うつ病と境界性人格障害が合併することもありますが、その時の治療手順は同様に、躁うつ病としての治療を優先してからと考えられています。

以上のように軽い躁うつ病は何かと誤解・誤診されやすい病気でありますが、銀座泰明クリニックでは生物(薬物)・心理・社会学的に適切でバランスのとれた治療を行ってまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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