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大澤 眞知子
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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カナダ・ビクトリア周辺学区が高校生の家族に警告:ギャングが高校生を狙っている

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Gangs targeting high schools in Greater Victoria for recruitment, district warns families

CBCニュースより)

「ギャングがGreater Victoria(ビクトリア周辺地域)の高校生をターゲットにしていることを、地区教育委員会が高校生家族に警告。」

 

日本の高校からの短期留学制度とやらで、今年はビクトリア地区に来る生徒が集中しているようですが、こんな不気味なニュースが今朝のCBCニュースで報道されました。

地区の教育委員会は、高校生の親に「どう子供を守るかを含めた警告」を出しました。

さて、守ってくれる親もなく、学区や警察からの警告からも蚊帳の外の留学生は、ギャングの絶好のカモになる可能性があります。


 

Greater Victoria School Districtが高校生の親に発信した手紙には、こう書かれています。

 

「警告:この地域では10代のギャンググループが暗躍しており、高校生達が巻き込まれる可能性があります。

警察からの情報によると、バンクーバーアイランド南部ではギャングがメンバーのリクルートを行っており、高校生たちがターゲットとなっているそうです。

Vaping関連商品や高級衣類(盗難品]などを売る仕事をさせるのが目的のリクルートです。 

最近特にこの地域では暴力事件、薬物売買、武器を使用した暴行が多発中。暴行事件に関与した若者は銃やナイフを使用しています。

Social mediaがギャング活動のツールとなっており、多様なプラットフォームを使用していることに留意して下さい。」

 

ことはかなり深刻のようです。

 

地区の高校を管轄する教育委員会が保護者への警告レターを出すきっかけとなったのが、実際の高校でのギャング活動の急激な増加です。

The Saanich Police Department発表によると、実際にギャングメンバーたちは高校生として学校に通っており、そこの高校生たちをギャング仲間としてリクルートしてるそうです。

ギャンググループの特定は避けていますが、最近かなりの逮捕も行われたとか。

ビクトリア周辺で売りさばく予定だった窃盗品なども押収されています。 

ビクトリア周辺のみならず、高校生をギャングに巻き込むためのリクルート活動は、Lower Mainland(バンクーバー周辺のかなり広い地域)でも活発です。

この地域にも、日本から無責任に送られた高校生がたくさんいますよ、危ないです。

 

Greater Victoria School Districtの教育長は高校生保護者へ手紙を出した意図をこう説明しています。

 

「”the issue of "youth engaging in activities that may lead to potential gang involvement.''

高校生が騙され、普通の活動だと思い込み参加してしまい、そこからギャングに巻き込まれるのを避けるためです。 

高校生家族は、子供の行動パターンが少しでも変わったり、ギャングに関わっているのではないかと思ったらすぐに行動すること。

躊躇せず、すぐ行動し子供を守って下さい。」

 

と、手紙は強調しています。

 

ほらね、日本からの留学生、英語もわからず、地域のことも知らず、地元のニュースも知らず、守ってくれる親もなく(手紙も日本の親には届きません。)「わぁ、白人が話しかけてくれた。友達が出来た!」と甘い甘い考えで引きずり込まれる可能性がとても高いです。

ホストファミリー? 全くホストの責任の管轄外ですので、期待しないこと、です。

親代わりで守ってくれることなど起こりません。

 

今までに、バンクーバーやバンクーバーアイランドから大麻使用や窃盗(本当にありますよ)飲酒、法律を犯すなどで退学・カナダからの退去となった日本人高校留学生の親が口を揃えて言っていたことを思い出します。

「うちの子はとても楽しいと留学生活を送ってたんですよ。友達もいっぱい出来たと言って。」

 

よくよく聞いてみると、その「友達」とは学校裏でマリファナを一緒に吸ったり、スケートボードで知り合ったりした、いわば地元の親が「危ない連中なので近寄らないこと」と子供に警告している輩のことでした。

「英語で話が出来た」「カナダの高校生が近寄って来てくれた」と、何も知らずにギャングを友だちだと思ってたんですね。

非常に危険です。

 

教育長からの手紙はこうも述べています。

「特に子供の交友関係をよく観察していて下さい。また、普段見慣れない物を所持していることなども気をつけて下さい。」

 

日本からの高校生は小遣いをふんだんに持っていることでよく知られ、カナダの親のひんしゅくを買っています。

ホストからも良い目では見られていません。

従って、何か窃盗品を所持していたとしても、周りは「あぁ、また高いもの買ったんだな。」と思うだけでしょう。

ギャングにはとてもWelcomeな新メンバーでしょうね。 

____________

 

日本の高校からの絵年留学制度とやらでやって来る高校生の親のみなさん。

高校や、エージェントからはいかにこの地区が危険かの説明はありましたか?

 

もちろん、ないでしょうね。

カナダをよく知りもしないで、儲けだけを求めるエージェントに頼る高校や親。

これも大問題だと思います。

 

高校留学、今のLower Mainland、Greater Victoria 地域の現状を知った今でも、ここに送りますか?

Are you serious?

 

カナダを十分に理解してから

カナダにいらっしゃい!

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カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。

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