Q&A：カナダ大学進学に必要なTOEFL/IELTSスコアに届かない場合

「カナダ大学正式留学」eBook公開後、具体的なお問い合わせが届くようになりました。

ー大学留学がどれほど難しいのかがよくわかりました。　もっと早くこの情報を知っていれば計画的に勉強出来たのにと残念です。

現在高校3年生、学校の成績はトップクラスではありませんが、出来る限り頑張ってまぁまぁの成績です。

部活が忙しく、英語の勉強も特別にはしていません。　TOEFLは4月に受験し、大ショックを受けました。

eBookにあったiBT90などとても届かず、恥ずかしながら51でした。

こんな私でもカナダの大学正式留学は可能でしょうか。　ー

カナダへの大学留学を希望する真面目で頑張る高校生のみなさんには、同じような問題を持つ方がずいぶんいらっしゃると思います。

単に「日本ではたいした大学に行けないからカナダに留学したい！」という超非現実な留学願望ではなく、本気で自分の専門分野を英語で学びたいとカナダ留学を考える方には、潜在能力もあり、頑張る意欲もある高校生が多いです。

そんな方のために、TOEFL/IELTSスコアが届かない高校生のための問答集を作りました。

１．TOEFLが今iBT51しかありません。　これでは大学留学は無理ですか？

TOEFL/IELTSのスコアは普段どれだけのレベルのReading/writingを集中的に行って来たかの成果を試すテストです。

日本の高校での英語授業、塾での英語練習ではほとんど役に立ちません。

具体的には、体系的にエッセイスキルを学び出来るだけ高いレベルまで到達すること。

高ければ高いほどスコアに見事に反映されます。

例：UX EnglishからのEssay Basicsを少なくともすべて終えるレベルは必要。

Reading は大学eBookでも詳細をアドバイスしているように、英語の本をとにかく読みまくること。

カナダ大学留学を目指す方から１〜２週間に一冊ペースが理想です。

もちろん、日本の高校までに習得した確固たる文法基本が必須なのは言うまでもありません。

上記Writing/Reading/文法のレベルが上がればそれに従いTOEFL/IELTSスコアは上がって来ます。

2022年5月からの大学入学を目指すなら、出願は2021年10月を考えて下さい。

その際にどれだけのスコアがあるかが大切です。

２．出願時にまだスコアがTOEFL90、IELTS6.5に届いてない場合はどうなりますか？

とにかく必死で上げる努力をしましょうね。　夏休みを活用して。

それでも届かない場合は、TOEFLなら80以上、IELTSなら6.0を目標にして下さい。

（大学によっては英検準1級を認めている場合もありますし、コロナ禍ではDuolingo100以上も可の場合もあります。）

中堅どころの良い大学では、入学正式受入後、特別な英語コースで訓練してくれるところがあります。

大学の正式授業1〜2コースを履修しながら、ESL英語のWriting/Readingなどを併用します。

2学期程度、正式科目履修しながらESLも取ることになりますので、少々回り道ですが大学からは正式な入学許可証が出ます。

これは例えばUBC内にあるような単なるキャンパスを借りている語学学校などと混同しないように。

語学学校と大学とは連携していません。

ここで紹介しているのは大学が直接提供している準備コースのことです。

３．もしそのスコアにも届かない場合は、やはり語学学校に行くしかないですか？

語学学校という概念はまず脳から消し去って下さい。

TOEFL/IELTSなど橋にも棒にもかからない人たちがごっちゃまぜに集められ、適当な授業で時間を無駄にするところです。

語学学校になど行かないと他に行くところがないのなら、カナダ留学は無理です。

遊びに来るだけ、旅行の変わり以外の何ものでもありません。

上記スコアに届かない場合には、単に英語だけを特訓するESLコースを設けている中堅大学もありますが、5月から始まる夏学期では提供されていないことが多いです。

最低TOEFL71、IELTS5.5、Duolingo90、英検2級を提出すると2番で紹介したコースのすぐ下に当たるESLレベル入学が5月から可能な場合があります。

（その年により異なりますので注意）

これらスコアにも届かない場合は、正式大学入学前に余分な時間が約1年かそれ以上かかることになりますので、更に猛特訓するか、留学ではない他の道を選ぶことをお勧めします。

無理やり語学学校でカナダに来てもどこにもたどり着けず、何の能力も資格もないまま帰国することになります。

５．カナダ正式大学留学には日本の高校でのトップクラスの成績が必要と書いてありました。　私はトップクラスではないです。　留学出来ますか？

直接有名大学ブリティッシュコロンビア大学、トロント大学などへ留学する場合はトップクラスの成績（オール５に近い）が必要です。

中堅大学では、大学により基準を設けていますし、その年により、出願者全員のレベルにより異なります。

特にパンデミック禍では、基準が少々下がっていると感じていますが。

トップクラスの成績と、TOEFL/IELTSなどの高いスコアとは連動していますよ。

やはり総合的な学力の高い方が高いスコアを上げています。

つまり、TOEFLが届かない方は恐らく高校の成績もトップクラスではないケースが多いと思います。

その場合は、上で紹介している中堅大学からの入学という選択肢となります。

成績は有名大学ほどは重視していない大学があります。

ただし、それでも高校の履修科目・成績は後々大切な意味を持っていますので、高校時代には出来る限り良い成績を残すように頑張っておいて下さい。

もし、高校の成績がかなり低い場合は、留学自体は無謀です。

母国語でも学習成果に問題がある場合は、外国語である英語での大学教育は不可能です。

４．今高校３年生なので時間がありません。　勉強法はわかりましたが、自分でどこまでやり切れるか自信がないです。

その場合は、ぜひカナダクラブにいらっしゃい。

カナダ正式大学留学を目指す日本の高校生が多く学ぶ特別オンライン授業を行っています。

カナダの教育内容に精通した私と相棒カナダ人のRobert McMillanがカナダからパワフルにサポートしています。

週日はGoogle Docを使いどんどんReading/Writing特訓。　文法に穴がある方にはそれへの特訓も行います。

週末土・日は日本とカナダを結び、Google Meetで直接顔を見ながらのレッスンも実施しています。

今まで出会ったことのない勉強法と内容に大きな刺激を受けるはず。

同じ志の仲間が集う場所でもありますから、一緒に頑張りましょう。

大学の出願もカナダからヘルプしています。

詳細が知りたい方はご連絡下さい。

UX Englishというサイトより、自分のペースで留学準備勉強したい方に、たくさんの役に立つコースを提供しています。

それもひとつの方法ですね。　どのコースが適当かのアドバイスご希望の方はサイト内Contactよりご連絡下さい。

カナダにいらっしゃい！

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