（10/22)コロナ禍のカナダ情報-危険がゴロゴロ

毎日これでもかこれでもかと思うほど、危険なニュースが多くなったカナダです。

アメリカの大統領選挙後の大混乱を見越し、国境周辺には警戒するパトロールカーが見られます。
国境と言っても、ただ草むらを隔てただけのカナダ・アメリカ国境。

何か嫌な予感がします。

１．毎日起こっている殺傷事件

パンデミック疲れか、日頃抑えていた人種問題の軋轢か、経済的困難からのストレスか、毎日数件の殺傷事件が起こっています。

都会田舎に関わらず、カナダ全土に広がる暴力。

私の住むバンクーバー周辺では、特にサレー、ラングレー、コキットラム、バンクーバーダウンタウンなど、頻繁にニュースに登場する事件が起こっています。

特に毎日のように誰かが殺されているサレー市で昨日起こった事件。

サレーの中心部ニュートンから少し南のScots Daleに近い住宅地で、男性と女性と２歳児が刺されました。　２歳児は危篤状態、母親である女性は病院で死亡、男性は重症。

コキットラムでは、10代の少女を狙った誘拐事件も発生。

未遂に終わりましたが、少女・女性の外出には警戒が必要。

２．ケロウナの学校でコロナOutbreak（BC)

３件の感染が確認された後、幼稚園からGrade3までの生徒は自宅隔離。

他にも、感染経路にいた160名の人たちが自己隔離。 

３．BC州の新たな感染者10月21日ー203名、オンタリオ州806名、ケベック州1033名、アルバータ州406名

感染者数の急激な増加により、EUはカナダからの入国禁止に踏切ました。

そろそろ学校再閉鎖が口にのぼるようになったカナダです。

４．超保守になりゆくアルバータ州の学校カリキュラム

新しいカリキュラムの内容がリークされ、とんでもない変更内容が明らかになりました。

カナダ歴史の汚点である、先住民族の子供たちを強制収容したResidential Schoolが内容から消え、代わりにヨーロッパの封建制度、中国帝国（は？）などを社会科の授業で教えるようになるそうです。

Residential Schoolでは、先住民族の文化を汚く遅れたものだと決めつけた白人たちが、子供たちを無理やり親から引き離し、カトリック教の寄宿舎に押し込み、自分たちの言語禁止、親とのコミュニティー禁止し、西洋人の猿真似をさせようとした制度です。

体罰・性的虐待は日常茶飯事、しかも先住民族の子供たちは自分たち独自文化の中枢である言語を失い、その後の悲惨な運命の引き金になりました。

この歴史は、カナダ人全体、そして移民、またカナダを訪れる留学生たち全員が認識すべき重大な歴史です。

それを消し去ろうとした白人コミュニティの横暴が暴露されました。

アルバータの教育は信用出来なくなります。

もともと、第二次大戦の歴史の授業でもヨーロッパ向きの考えのみでした。
日本が出てくるのは、それまでの経緯も全くなく、いきなり真珠湾攻撃です。
日本は完全な悪者です。

アルバータの高校で学んだ留学生が不満を言っていました。

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留学生のみなさんは、情報収集を怠りなく、危機管理に努めて下さい。

困っている方は相談を受け付けています。

 Watch Out!

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