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大澤 眞知子
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閲覧数順 2021年09月27日更新

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Covid-19 カナダ高校留学- 落ち込み、暴力的になるカナダ社会

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経済の大破綻、教育の劇的な停滞を目の当たりにしているカナダが焦り始めています。

サスカチュワン州は5月から段階的にビジネスをオープンすると発表しましたが、他の州はかなり慎重です。

 

学校再開への目処も全く立たず、少しづつ期限を区切っていたオンタリオ州は休校を5月末まで延長しました。

連邦政府、トルドー首相はかなり悲観的な見方をしており、ワクチンが開発されるまでは通常に戻ることはないとコメントしています。

従って、オンタリオ州の学校が6月に再開される、いや9月に完全再開される可能性は相当低いと思われます。

 

3月にすでに無期限休校を決めたBC州、アルバータ州などからは全く再開の声は聞こえてきません。

むしろ、9月からの学校をどうするか、オンラインの不備をどう補うのか、留学プログラムはスタッフ解雇を開始し、留学生からの膨大な授業料収入減に備える動きが慌ただしくなっています。

 

カナダの学校完全休校により、とってつけたように始まったオンライン授業の内容が徐々に明るみに出て来ました。

「なめんな〜!」と言いたいほどの薄っぺらい内容で、教師からのコメントも「頑張ったね」です。

これからの進歩に必須の細かい丁寧なFeedbackもありません。

とにかく何かをやっておかないといけないという、まことに表面的なもので、この期間の教育停滞は今後世界への深刻な問題となっていくでしょう。

 

未だオンライン授業に望みをつなぎ、「これさえ一生懸命やっていればまたもとに戻れる」と現実乖離の夢を見ている高校留学生親子を心配しています。

 

そんな方たちを厳しい現実に引き戻すために、今のカナダで起こっている非常に心配な社会情勢を書いておきます。

 

留学生を何とか引き止めておきたいと必死のエージェントや、スクールボード留学プログラムから「大丈夫ですよ〜。9月からの留学は。出来れば早めに入国しましょうね。ホストファミリーも確保しますからね。」などと、絶句するほどの馬鹿げたメールを受け取っている方もいるようです。

 

良心的なスクールボードは「ホストファミリーが見つかるかの保証はありません」ときちんと書面で連絡をしてきていることも認識しておいて下さい。

 

ホームステイ?

こんなカナダで、他人の家で、本気で大切な子供を生活させますか?

 

1.Covid-19によるロックダウンが続くカナダでは、家庭内暴力(夫から妻、父親から子供)が急激に増加しています。 (CBCニュース

 

昨年に比べ 20〜30%の増加は危機的な数字です。

しかも、このロックダウン時期には通報するべきなのに出来ていないケースも多発していると見られていますので、実際の数字は更に高いと思われます。

 

留学生のみなさん、実は暴力に怯えるホストの家庭に滞在する勇気はありますか?

 

また、この増加の特徴的なことは、gender-related violence が目出つことです。

抑圧され、追い込まれた精神状況では、まず自分より弱いものに攻撃を向ける傾向です。

 

抑圧した心理のカナダのホストが、いつ自分たちより弱いもの、つまり「英語も満足に離せないアジアの未成年」に矛先を向けてくるか、考えただけでもぞっとします。

 

在バンクーバー日本総領事館からもこんな不穏な警告がメールで届いています。

 

「新型コロナウイルスの感染が拡大する中,本来私たちが戦わなくてはならない相手は『ウイルス』であるにもかかわらず,医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーや感染者に対する偏見や差別といった形で,負の感情の矛先が『人』に向かってしまうことが問題となっています。今般,日本赤十字社は「人と人が傷つけあう状況はウイルスよりも恐ろしい」として,冷静な対応を呼びかけるアニメーション動画をインターネットで公開しました。『恐怖』に飲み込まれないためのアドバイスにも触れられています。」

 

カナダ社会では一番弱い立場なのが、外国人未成年の高校留学生であることを十分認識して下さい。

 

 

2.ホスト予備軍であるはずのカナダの人たちの精神状況がどんどん落ち込んでいます。(CBCニュース

 

半数以上のカナダの人が、このコロナウイルス事態により精神状態が悪化したと回答しています。

この数字は、専門家が非常に深刻に考える異常な率です。

 

たった20%の人がかろうじて「何とかなるだろう」と思っているとか。

それ以外の人たちは「うつ状態」「心配症」「イライラして待ちきれない」「精神が麻痺している」「退屈」「悲観的」などと答えています。

 

カナダの精神疾患専門家、心理学専門家たちは、無料ホットラインを用意し、落ち込み先のことを考えることの出来ない人たちに対応しています。

 

仮に今年どこかの時点でカナダに戻れ、ホームステイが出来たとしても、ホスト予備軍はおそらく経済破綻しお金に困窮している人たちがほとんどを占めると思われます。

 

精神状態がボロボロになった他人の家で本気で暮らすつもりですか、高校留学生のみなさん。

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ここまでの危機的社会状況を知る前にも、カナダ事情を正確に把握している留学生親子は迅速に行動し、とっとと次の選択しに移っていることにほっとしています。

 

グズグズ先延ばしにしても、事は悪化するばかり。

精神状況も相当厳しいであろう一時帰国高校留学生がこれ以上傷つくことのないよう、親のみなさんは今こそ親の直感を使い早急に動くべきだと考えます。

 

「明日がなくなった」高校留学生の心理状況も心配です。

 

状況をよく知る立場と、脳心理学・発達心理学を勉強した者からのカウンセリングも提供しておりますので、ご相談下さい。

この異常事態を一生続くトラウムにさせないために、一日でも早く前に進むための切り替えが出来るように。

専門家のヘルプが非常に必要な時だと思います。

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カナダ 在住。パンデミック後のNew Normal 留学をサポート。変わってしまった留学への強力な準備として UX English主催。[Essay Basics] [Critical Thinking] など。カナダから日本に向けての本格的オンライン留学準備レッスン・カナダクラブ運営。

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