高校留学に潜む危険 - BC州ラングレーで14歳死亡

カナダ高校留学中のみなさん、もうすぐ新学期が始まりますね。

親元でのびのびと楽しい夏を過ごし、後ろ髪をひかれる思いでカナダ行きのフライトに搭乗するのではと思います。

９月から高校留学するみなさんは、不安と期待の入り混じった思いでカナダにやって来るのでしょうね。

そんな未成年の留学生を待ち受けるカナダから、残念ながら穏やかならぬニュースです。

留学フェアやエージェントを大掛かりに囲い込み、日本から未成年をどっと勧誘しているBC州のラングレーに来る予定の方には、かなりの危機感を持ってほしい事件です。

BC州ラングレーで、14歳の生徒が薬物 Overdoseで死にました

ラングレーの北にあるWalnut Grove Secondary Schoolの横にあるSkate Parkで、呼吸停止している状態で発見されました。

救急隊が到着、蘇生を試みましたが、運ばれた病院で死亡が確認。

どうやらその少年（Carson Crimeni)は、スケート仲間の年上の高校生から薬物をもらい、Overdoseしたようです。

少年が苦しんでいる様子をビデオに撮り、SNSに公開したのもその高校生たち。

苦しんで倒れた少年を笑いながら、”Carson almost died LOL”のキャプション付きで。

「やばい！カーソン、死にかけ！はははは」と。

その後、助けるどころか、その高校生たちは逃げたそうです。

救急車も呼ばず、助ける試みすらせずに。

現在Langley の警察は目撃情報を募っていますが、すぐにその高校生たちは判明するとのことです。

無理やり薬物を飲ませたかどうかも。

どの程度奥が深い事件かどうかも。

Carsonは友達があまりなく、孤独な学校生活でしたが、スケートパークで知り合った年上の高校生たちが仲良くしてくれることに喜んでいたそうです。

「これやってみ？」と薬物を多量に飲まされることにも、抵抗出来なかったのではと書かれています。

高校生の薬物、特にOpioid使用は、カナダでは実は大きな問題になっています。

留学中の方は、目撃することも、あるいは誘われることも多いのではと。

留学に送り出す親のみなさんも、常にニュースには気を配り、日本から子供を守ることを忘れないでください。

留学前にエージェントが語った夢物語とは裏腹に、「地元の友達」など簡単には出来ない状態で孤独な留学生活を送る日本人高校生の実態。

そんな留学生には、「薬物で遊ぼう」「スケートパークで遊ぼう」の誘いには、有頂天でのってしまいそうな危険をよく認識してからカナダに戻って欲しいと思いますね。

特にラングレー。

もともと治安は最悪、カナダで危険な場所Worst 10にも堂々と名をつらねるラングレーでは要注意。

今後ますますこのような問題はエスカレートすると思われています。

もし、エージェントや留学フェアでの夢物語を信じてしまい、9月からラングレーに留学予定のみなさん。

いつでもご相談受け付けていますので、連絡してください。

日本からの未成年には決して勧められる留学先ではありませんので心配しています。

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