このような問題が発覚したのも「利用者」からではなく「元従業員」からというのも残念です。「利用者」は弱者的立場で施設に対し物申す環境にない事実がこのような惨事を招いているとも言えるでしょう。。
また、他の優良な施設も迷惑していることと思います。(一部の耐震偽装した建築士のおかげで他の建築士が迷惑しているように・・)
最近、日本人の「思いやり」という道徳が薄れてきたことは、電車内での席の譲る率をみて肌で感じるようになりました。
サービスの質の確保の前に、「利用者」の身体・心身状況に関係なく、身体拘束などをしなければ管理できないような施設は営業をやめるべきです。
また、お願いする「利用者」の家族も施設の良し悪しを見極める目を持つことが大切ですね。
世の中にどのような介護老人施設の種類があるかは、下記のコラムでご覧ください。
「うちにはお爺ちゃんお婆ちゃんがいないから関係ないや」と他人事に感じてらっしゃる若い世代の方も数年前の無許可保育所での「幼児虐待」事件のようにいつ事故に巻き込まれるかわかりません。。
「他人に家族を預ける」という行為は自己責任でもあるので、これからは住み慣れた自宅で家族・在宅サービス併用による介護が主流になることは間違いないと思われます。
いつも笑い声が聞こえる家族でありたいですね(^^)
介護療養病床2012年度全廃に関するコラム
http://profile.ne.jp/pf/yasuragi/column/detail/950
老人ホームの種類に関するコラム1
http://profile.ne.jp/pf/yasuragi/column/detail/3166
老人ホームの種類に関するコラム2
http://profile.ne.jp/pf/yasuragi/column/detail/3167
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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