お母さんの家は玄関に入ると、子供の家の壁をギャラリーの展示壁のように見ながら進んで行くことになります。
そこを抜けると書斎スペース、その横には中庭、リビング、ダイニング、キッチンとシームレスに空間が広がっていきます。移動スペースは全て部屋だったり収納スペースだったりしながら子供の家を囲っているのです。
お母さんの家にはもう1つ小さな庭があり、お風呂と寝室がこの庭に向いて配置されています。
このように母体が、子供を抱えるようにこの住宅は成り立っているのです。この平屋のもう1つの仕掛けです。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 新
- (建築家)
- 納谷建築設計事務所
「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます
例えば「ここに窓が欲しい」と思う気持ちは、記憶の産物でしかありません。欲しい「why」を突き詰め、家作りで答えを出すのが僕らの仕事です。家への思いを遠慮せず話して下さい。楽しくて新しい家を一緒に作っていきましょう。※僕が納谷兄弟の弟です
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