家族みんなで使う「ファミリークローゼット」―寝室と廊下、両方から使う収納―
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家族みんなで使うクローゼットを「ファミリークローゼット」と言っています。
収納には、2つの種類があります。個人で使う収納と家族で使う収納。
本来個人で使う(若しくは夫婦で使う)クローゼットですが、家族全員で使うファミリークローゼットは、色々な使い方が出来る優れものです。
家族の服を1か所にまとめる事で、洗濯モノを取り込んでから、たたみ、仕舞う家事を1か所で行えます。子供の服を一緒にしまう事で、大人が子供部屋に行き、お着替えを手伝う手間がなく、その場で服を着させられます。
写真は、弊社で設計した住まいのファミリークローゼットです。
左のバー1列分を寝室側から使え、ウォークインクローゼットの様に廊下側からクローゼット内に入り、右側のバー1列側も使います。朝起きた時に着替える服を寝室側に、アウターなど出かける時に着る服を廊下側から使う右側にするなど、生活し易い使い方の工夫になっています。
Design by Ogino Takamitsu ATELIER
Photo by Archipicture
このコラムの執筆専門家
- 小木野 貴光
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現するため、細やかな「収納計画」、「光と風」を取り入れ、「素材」と「間取り」の工夫で、心地よい住む方らしい家づくりをしています。住宅・デザイナーズ賃貸・クリニック・老人ホーム、東京都の建築設計事務所。
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