- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
株価概況
11月第2週、米国大統領選挙の結果まさかのトランプ氏勝利を受け、先進国の株価は大きく上昇しています。
米国の選挙結果が確定し、トランプ氏も選挙での発言を修正の動きがあり、何をするかわからない状態から、徐々に将来が分かりだし、不透明感が薄れ出した効果かと思います。
MSCIオールカントリー指数は1.58%の上昇。
先進国の株価指数も2.22%の反発、一方新興国のエマージングマーケット指数は-3.53%の下落です。
地域ではトランプショックが不透明な新興国の下落などででアジア太平洋指数が-1.00%の下落、欧州のSTOXX600は2.65%の反発、中東・アフリカのブルムバーグGCC200も3.12%の上昇でした。
先進国株価指数週間騰落率
米国とヨーロッパの多くの株価指数は上昇しています。
上昇した1位は、ニューヨークダウで5.36%の反発、2位はアイルランドのISEQ全株指数で5.01%のは反発、3位はドイツのフランクフルトDAXで3.98%の反発です。
下落した1位はポルトガルのPSI全株指数で、-3.00%の続落、2位はスペインのIBEX35で-1.73%の続落、3位は日本のマザーズ指数で-1.34%の続落でした。
新興国及びフロンティア国株価指数
新興国とフロンティア国の株価指数はまちまちです。
上昇1位はパキスタンのカラチ全株価指数で2.32%の続騰、中国の上海総合指数で2.26%の上昇、3位はベトナムのVN指数で1.87%の上昇です。
下落1位はアルゼンチンのメルバル指数で-6.54%の続落、2位はブラジルのボペスパ指数で-3.92%の下落、3位はメキシコのIPC指数で-3.68%の下落です。
主要長期国債利回り週間変化
11月第2週の主要国債利回りは、トランプ氏の100日プランのインフラ投資他の施策で米国債券利回りの上昇を見込み、上昇しました(価格は低下)。2年国債利回りは先週とは異なり全て上昇しています。
主要商品先物価格および不動産・商品指数週間騰落
11月第2週、一転リスクオンになり、貴金属は値下がりしています。
NY金は-6.12%、プラチナも-6.06%の値下がりです。
一方非鉄金属は大きく値上がりしています。
原油はWTI、北海ブレント、ドバイ原油、NYの天然ガスいずれも続落しています。
穀物は3品とも値下り、不動産も下げています。
文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。
【登録】
投資助言・代理業:関東財務局長 (金商) 第2227号
あなたのライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で資産配分とポートフォリオ構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
注:投資助言に関するリスクの所在は下記に掲載しています。
http://www.officemyfp.com/toushijogentorisk.html
『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべて読者・ご相談者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者・相談者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』
このコラムに類似したコラム
トランプ氏勝利後の株高・円安はどこまで続く? 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/11/27 17:48)
2015年2月6日 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2015/02/07 16:51)
2015年1月30日株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2015/02/01 11:31)
2014年12月19日株価指数・長期金利・商品先物価格週間騰落率 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2014/12/20 15:08)
トランプ氏勝利後のマーケットの状況 11月第2週 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2016/11/20 13:59)