- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
5月のマーケット情報をお届けします。
世界の株価概況
5月は、世界全体では、小幅に下がりました。
オールカントリー指数は-0.19%の小幅な下落。先進国の株価を示すワールド・インデックスは小幅な0.23%上昇です。一方エマージング指数は-3.90%の下落です。
地域ではアジア・パシフィック指数が-1.44%の下落、欧州を代表する企業600社の指数STOXX600は1.75%の上昇です。中東・アフリカのブルムバーグGCC200指数は-5.54%と大きく下落しています。
米国の株価
米国の株価は、NYダウが横ばいの0.08%上昇、一方ナスダック総合指数は3.62%上昇です。世界の投資家のベンチマークS&P500は1.53%上昇しました。
シカゴのVIX(恐怖)指数は前月末の15.22㌽から14.19㌽に低下しています。
ヨーロッパの株価概況
欧州の株価はまちまちです。
EU脱退可否の投票で揺れる、英国のFTSE100は-1.53%の下落。大陸ではドイツのフランクフルトDAXが10,000㌽を回復し2.23%上昇、フランスのCAC40も1.73%の上昇、スイスのSMIも3.21%上昇しています。
日本の株価
日経225平均は3.41%の上昇、TOPIXも2.93%上昇、ジャスダック指数は4.61%と大きく上昇、マザーズ指数は1.16%の上昇です。東証リート指数は-1.49%下げています。
中国株式の概況
世界に開かれた香港市場の香港ハンセン指数は、-1.20%の下落、ハンセンH株(本土株)指数も-2.62%の下落でした。上海の総合指数は2,916.62㌽で-0.74%の下落でした。
先進国株価指数概況
先進国の株価の多くは上昇しています。
上昇した1位はアイルランドのTSFQ全株指数で、5.39%の上昇、2位は日本のジャスダック指数で4.61%の上昇、3位はデンマークのOMXコペンハーゲン指数で4.56%の上昇です。
下落した1位は、イタリアのミラノFTSE MIBで-3.09%の下落、2位はオーストリアのATXで-2.94%下落、3位は香港のハンセンH株(本土株)の-2.62%でした。
騰落1位同士の乖離は8.48㌽で、引き続き月間としては小さな差となりました。
新興国およびフロンティア国株価指数
各国まちまちな動きで、欧州と中東の新興国が下げています。
今月の上昇1位はギリシャのアテネ総合指数で10.85%の上昇、2位はナイジェリアの全株指数で10.41%の上昇、3位はバングラディシュのDSE Broad IDXで5.33%上昇でした。
下落した1位はブラジルのボペスパ指数で-10.09%の下落、2位はトルコのスタンプーる100指数で-8.82%、3位はアルゼンチンのメルバル指数で-7.59%です。
騰落1位同士の乖離幅は大きく20.94㌽です。
主要長期国債の利回り変化
今月の長期国債の多くは利回りが低下(価格は上昇)しています。
ドイツとフランスの利回りが大きく下がっています(価格は上昇)。このレベルになると少しの下がりでも、変化率は大きくなります。マイナス金利の日本、ドイツ、スイスのプラス金利への道が見えていません。
主要商品価格騰落
5月は石油価格の1バレル50ドルが見えてきた回復の月になりました。
・一方貴金属は大きく低下し、金先物価格は-5.77%の値下がり、銀は-10.21%下がり、プラチナも-9.20%下がっています。
・穀物はトウモロコシが3.72%の値上がり、大豆は5.63%値上がりしています。
・CRB指数、日経商品17種ともに上昇しています。
文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨
ファイナンシャルプランニングと投資助言で人生設計から資産形成までサポートする保険や投資信託等金融商品を販売しないフィーオンリーのアメリカ型ファイナンシャル・プランナー≒独立系顧問料制アドバイザー。
【登録】
投資助言・代理業:関東財務局長 (金商) 第2227号
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