
- 三竹 忍
- M設計工房 主催
- 建築家
対象:住宅設計・構造
木造軸組工法による耐火建築物設計講習会を受けてきました。
大きな施設関係の建設が多いのかと思いきや
都心の住宅が最も多く建設されているそうです。
メリットは
・工期の短縮、建物の重さの軽減、
地盤の良くない地域での杭や地盤改良への負担減、
RC造や鉄骨造よりコストが軽減されることでしょうか。
注意しなければならない点は、
・それぞれの部位により、耐火構造認定がされているので、
その仕様で施工しなければ耐火建築物とならないこと。
・計画のモジュールも910mmではなく、1000mmでおこなうこと。
・荷重も重くなるので、耐力壁計算も考慮する必要があること。
木造で住宅を建てたいと思う人にとっては、とても良い工法です。
東京オリンピック2020でも木を使ったスタジアムになるようですので、
これからは木造耐火建築物を防火地域や大規模建築物でも検討する人が多くなるでしょうか。
M設計工房 三竹忍
M設計工房は、"価格以上のクオリティ"を心がけています。
家のクオリティを左右するのは、素材や設備の品質だけでなく
”ライフスタイルデザイン”が重要な要素。
暮し手のライフスタイルを活かし、自然と住環境を繋げ、家族の心の中に、
ほんのりと温かい小さな光のような、彩り豊かな家づくりを提案しています
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