HDR本来の姿--階調の感覚を麻痺させない - 写真撮影レッスン - 専門家プロファイル

宮本 陽
And EM アンド・エム 代表
兵庫県
カメラマン

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対象:写真・ビデオ

宮本 陽
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(カメラマン)
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閲覧数順 2017年10月20日更新

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HDR本来の姿--階調の感覚を麻痺させない

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ブログアーカイブ(2014年7月)

(この記事は2014年7月のOfficial Blogよりご紹介しています)


HDR(ハイダイナミックレンジ)と聞くと、エッジが極端に効いて彩度が異様に高い独特の世界を連想するかもしれない。
あり得ない雰囲気を一枚の写真の中に再現するその姿に、写真加工に対する意見も千差万別。
これは加工表現の一つの姿だと考えれば良い。

 

だが、HDR本来の目的は、一枚に収まりきらない大きな明暗差を一枚の画像の中に実現することではなかったか?

印刷物への使用を前提としたようなケースでは、更に狭くなるダイナミックレンジに対応するため、ハイライトを押さえシャドウを上げ画像処理を行う。

テレビ映像などは更に激しく、ニースロープ(ハイライト部分)を思いっきり寝かせ飛ばないように圧縮しているため真っ白なドレスでも階調が残りシワが認識できることで質感が伝わる。

同じくシャドウ部分も潰してしまうと単なる電気の消えている画面と同じ状態になるため、ガンマカーブを持ち上げることで黒いタキシードでもシワ部分の影に立体感が見えてくる。

 

こうした階調を重視することで質感を伝えることが可能になる。そのために技術革新が重ねられてきたのである。

しかしながら、近年流行?のフィルター遊びは、これらの階調を意図的に潰し破壊する。

だから不自然に見える。
その不自然さが意表を付くために人目を引く。
人目を引くからトラフィックが増大し、エンゲージメント向上に結びつく。

結局は、広告宣伝の効果を上げる単なる材料としての目的のみで写真が使われているのではないのか。


(続きはOfficial Blogにて)
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