- 宮本 陽
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「画像処理は楽しいよ。そのプロセスを楽しみましょ。」と伝えて行きたい。
もちろん、その世界を良くご存じの諸先輩方はスルーしていただいて構わないのだが、スマホカメラスタートの人口が劇的に増えている現在、このボリュームゾーンにリーチする必要があると思う。
撮って・フィルター・SNS...。
いいね!を集めるため。といった目的が果たせるならそれで良い。という人たちはそれでいい。
いつもの但し書き。何が良いか悪いか、ではない。
だが、限られた種類のフィルター・エフェクトに「自分のとっておきの一枚」を押し込む。
その時点で限られたテイスト、画一的な印象の檻の中に「自分のとっておきの一枚」を閉じ込めてしまう。
一枚の写真には、撮影者の意図と想いが込められているはずだ。
それを単なる画像データとして扱い、使い捨てにする。そして更には檻の中に閉じ込めてしまう。
構図の変化や光線状況、色彩感を感じながら撮ると、撮影はもっともっと楽しくなる。
そして、それを自分が感じたようにより印象的に・魅力的に仕上げて行くプロセスは更に楽しい。
もう、後処理が邪道などという時代ではないし、その処理を経ることでようやく「カメラが作った半製品がとっておきのあなたの作品」になる。
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「画像処理の楽しい世界」 http://and-em.com/blog/index.php?no=r4184
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