夫の「もっと稼げよ」は、真に受ける必要なし - 夫婦・家庭の不安 - 専門家プロファイル

中西 由里
ふぃ~めぇる・みしま 
静岡県
夫婦問題カウンセラー

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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夫の「もっと稼げよ」は、真に受ける必要なし

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夫婦問題 DV・モラハラ・浮気

こんにちは(^^♪

夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。

 


「もっと稼いで来いよ」

 

「お前のパートだけじゃ食ってけないだろ」

 

「俺と対等に口をききたければ、正社員になってから言えよ」

 



こんなことを夫から言われたらどうしますか?

 

「そんな酷いこと言う人がいるの?」

 

って思う人もいるかもしれませんが、結構いるんですよ。

 


言われる妻はどんな人なのかというと、とても優秀な人であることが多いです。

 

なぜ優秀なのに、こんなことを言われなければならないのか?

 

それは、夫が自分に自信がないからです。

 

自分に自信がない状態が苦しいと、人は、どうにかして相手よりも優位に立ちたくなることがあります。

 

夫が妻に勝てそうな分野が稼ぎの多さだとしたら?

 

それをネタに妻にダメ出ししますよね。

 

「お前は全然ダメ。全然なってない」

 

って。

 

そうすることで「それに比べて、俺は何て凄いんだ」と思えるという安心感が得られます。

 


この夫のダメ出しを真に受けて、すごくお仕事を頑張ってしまう女性もいます。

 

掛け持ちで働いたりしてね。

 

多くの場合、そういう女性は、自分が優秀なことに気づいていません。

 

そしてなぜかとっても、自己評価が低いです。

 

だから「自分に欠けているものを働いて補わなくては!」って頑張り過ぎちゃうんですよね。

 

でも、妻がお仕事で頑張ってしまうと、夫の劣等感が疼くんです。

 

そこで奮起して

 

「よ~し!オレももっと仕事を頑張るぞ~!!」

 

ってなればいいんですけど、相手を格下げして優越感に浸るタイプの男性は、自分が頑張るという選択肢を持たないことが多々あります。

 

そこで、妻を足を引っ張るようなことをすることがあります。

 

例えば、働かなくなるとか、ギャンブルに大金をつぎ込むとか、借金こさえるとかね。

 


夫の「もっと稼げよ」発言は、真に受ける必要はありません。

 

もともと夫の自信のなさから来ているものなのですから、もし妻が頑張るとしたら、それはお仕事ではなくて

 

「夫が自信を持てるようにするにはどうしたらいいのか」

 

ということに意識を向けることです。

 

 

すべての女性をヒロインに

ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。


 

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