一台数千円でパソコンが買える時代　 ～イギリス生まれの（甘くない）ラズベリーパイ～

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

息子も小学5年生になり、電子ブロックやロボットなどにも興味を持つようになりました。いろいろなものに触れてほしいとは思っているものの、高価なものを買って子供の金銭感覚をマヒさせるわけにはいきません。

そのように思っていたところに、ラズベリーパイ（Raspberry Pi）という小型パソコンを見つけました。

本体は手のひらサイズ。重さはスマートフォンよりも軽く、別売の透明ケースに入れても100グラム足らずです。通販で6000円～7000円で売られています。

この本体に、USB接続のキーボードとマウス、HDMI接続のディスプレイ、電源コード（マイクロUSB端子付き）、LANケーブルをつなぎます。記憶装置はマイクロSDカード（容量は８GB以上）を使います。必要なものを買うのもよいですが、使い古したパソコンやスマートフォンの付属品、テレビを有効活用すると安上がりです。

ただ、お金はかからないものの、導入には少し手間がかかります。

※詳しいことにご興味のある方は、弊社までご連絡ください。

まずは、今あるパソコンに基本ソフトをダウンロードして展開し、中身をマイクロSDカードに移します。そのSDカードをラズベリーパイにさし、キーボードなどを接続して電源を入れます。

すると起動して、基本ソフトの導入作業に入ります。2番目の画面のごとく20年前のパソコンみたいに英語が並びます。マウスやキーボードで何度か入力すると40分程度でウィンドウズに似た画面が現れ使えるようになります。

ラズベリーパイ（Raspberry Pi）の可能性と親としての願い

3番目の画面は、息子がスクラッチという初心者向けのプログラミングソフトを動かす様子です。一見難しいように感じるのですが、試行錯誤しながら楽しそうにしています。いろいろな部品を接続すると、デジタルカメラになったり、指示通りにロボットを動かしたり、といった実験や工作もできます。ラズベリーパイをきっかけに、遊びだけではなく、私たちの役に立つようないろいろなものをたくさん創って、世の中をあっと言わせてほしいと思う次第です。