無料で買える？　Windows10

　いよいよ、Windows１０が7月29日よりリリースされます。

今までと大きく違うところは、

条件を満たせば無料でアップグレードできることです。今まではお金がかかっていましたので、それだけでも大きな変化です。では、無料アップグレードの条件を見ていきましょう。

まず、気をつけたいのは、

　無料アップグレードはできても、パソコンメーカーのサポートがない可能性があるということです。複数社のホームページを拝見すると、2012年秋モデルまたは2013年春モデル以降のものがサポート対象になっているようです。※Windows８は2012年10月26日発売です。

となると、Windows7のパソコンは、仮にアップグレードはできても、今後トラブルが発生した時はご自身で対応することになるでしょう。よって、お仕事でWindows7のパソコンを使われている方は現状維持が賢明のようです。

次に、使われているソフトウェアの互換性も今のところ不確実です。

　業務用の特殊なソフトを使われている方は、たとえWindows8.1のパソコンであっても業務用のソフトが対応するまで待たれることをお勧めします。

　無償アップデートは1年間の猶予がありますので、あまり急ぐ必要もないでしょう。

　すぐにアップデートしても問題なさそうな方は、

　パソコンやその他の周辺機器をWindows8.1が出る時に購入され、普段お使いのソフトがワードやインターネットエクスプローラーといったマイクロソフト社の製品の場合です。

　「無料」というと聞こえがよく感じられますが、あらゆるソフトは初期不良が出がちですので注意が必要です。

※写真は、Windows１０に対応するといわれているRasberry　Pi　2です。