- 山下 幸子
- 独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
- 兵庫県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
① 期間固定金利型 ・・借り入れた時の金利が返済終了時まで同じ ・・金利情勢に合わせて返済中に金利が半年ごとに変動 ・・5年・10年などの期間限定で金利を固定し、 期間終了後は改めて金利方式を選択 ① 全期間固定金利型は、 全返済期間の適用金利が 融資実行の際に決まるので、 総返済金額がいくらになるかが その時点で確定します。 このため返済計画が立てやすく、 長期にわたって返済する場合にも 金利上昇リスクがありません。 その後金利が下がっても その恩恵を受けられず 不利になるほか、 ② 変動金利は 金利情勢に応じて半年ごとに なので当然 金利が上昇すれば、 それでは、 そこで、 ※5年ルールのない変動金利もあります。 金利が上昇すれば、 金利変動のリスクにさらされ、 現在のところ、 ③ 固定金利期間選択型は、 選んだ期間について金利が 固定であるため、 期間限定ではあるものの、 その間は金利上昇リスクがありません。 期間限定の「固定金利」ですね。 詳細は、拙著「公務員のためのお金の教科書」(翔泳社)をご覧下さい。
住宅ローンの金利の基本タイプは、次の3種類があります。
②変動金利型
③ 定金利期間選択型
一方、高金利の局面で借りると、
他の金利タイプより金利が高い
というデメリットがあります。
金利が見直され、
5年ごとに返済
額が変わります。
半年ごとに毎月の返済額も
増えますが、
急激な増加は家計
を圧迫します。
「5年間は返済額が変わらない」という
「5年ルール」が設けられているのです。
トータルの返済金額が増加します。
総返済額の予測がつかないのがデメリットですが
金利は銀行の優遇もあって
固定金利より低くなっています。
次回は、どの金利方式を選ぶのかについて、お話しします。
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