こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
今、Dlifeで「グレイズ・アナトミー」の第5シーズンを放映してます。
懐かしくて、つい見てしまいました。
今日のエピソードでは、交通事故で顔面を損傷したデヴィッドという青年の顔面移植術が行われました。
デヴィッドは、術後のサポートをネットで知り合ったお友だちにお願いしていました。
お友だちに自分の顔を見せたことはありません。
彼らは、今回、初めて会うんです。
術後の新しい顔で会うつもりだったんです。
でも、お友だちはちょっぴり早く到着してしまいました。
手術前だったデヴィッドは「帰れ!!」と、えらい剣幕で追い返してしまいます。
怖かったんですよね、顔を見られてしまうのが。
拒絶されてしまうかもしれないし、嫌われてしまうかもしれませんから。
でも、お友だちはデヴィッドから目を背けませんでした。
それどころか、彼が隠したくて仕方がなかった顔にキスしたんです。
事故で酷く損傷した顔を嫌悪するあまり、自分を孤独に追いやっていたデヴィッドに居場所が出来た瞬間でした。
私たちは誰でもコンプレックスを持っています。
デヴィッドのように目に見えるコンプレックスもあれば、内面的なコンプレックスもあります。
そしてそこを嫌悪しています。
そんな私たちは、みな、自分の居場所を探し求めています。
でも自分を嫌っている部分があればあるほど、自分がここに居てはいけないような感じがしています。
だから居場所を得るために、嫌悪している部分を隠し、自分ではない何者かになろうとします。
でも自分ではない何者かになりすまして人と関わろうとしても、それは本当の自分ではありませんから、本当の意味で受け入れられたという感じがしません。
自分の中に隠している部分があればあるほど、人の輪に入っていくのが怖くなりますし、たとえ人の中にいたとしても、とても孤独だし虚しいんです。
もちろん、あなたが愛してやまないあの人にもコンプレックスがあり、そこを嫌悪しています。
もし、その部分をあなたが愛してあげたとしたら、あなたは彼にとっての居場所になれます。
「こんなところ、誰にも見せられない」
って必死に隠している部分は、彼が「誰にも愛されないに決まっている」と信じている部分です。
そこを愛せるあなたであれば、あなたは彼にとって特別な存在になれます。
なぜなら、人はみな自分の居場所を求め、コンプレックスがあるために、ありのままの自分では居場所がないと錯覚している生き物だからです。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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