羽田に向かい、セントレア経由で自宅事務所に。
9時30分には、すでに事務所での仕事を開始することができました!
おかげさまで。ほんとうに便利な世の中です。
ところで今日は、
「焦点の合わせ方」について、まとめました。
10日、11日と、
話しができない人との関わり、育て方について書きました。
ありがたいことに、このブログを楽しみにしてくださる方が、
増えてきました。
そして、ありがたいことに、
ご質問やご意見をいただけるようになりました。
その中で・・・
「育てる、育つより、話しそのものがかみ合わないときはどうしますか?」という
お尋ねをいただき、今日はそれについて、まとめました。
話しがかみ合わないとき。
お互いが、ひとつの話題を同じところから見て、
感じて、会話していないということです。
例えば、新幹線から見えた富士山。きれいです!
と話したとしましょう。
あなたは、どこに関心を持ちますか?
富士山?
新幹線?
きれい?
あるいは、この事実から自分のイメージを膨らませて、
どこにお出かけなの?
何しに行くの?
と、焦点は、さまざまに当てることができますよね。
これが、会話のズレのきっかけなのです。
話し手は、
純粋に、富士山きれいに見えて、嬉しい!
と、思っていたとしましょうか?
受け手は、
きれいな富士山、見られてラッキーだったね!!
と、話したとしましょう。
これで、話し手が
そうなの!そうなの!! (*^_^*)
と、返してくれれば、いいわけですが。
ラッキー?
ラッキーじゃないけど(ちょっとした違和感)、
ま!いいよね。
これもOKですね。
ところが、きれいな富士山、見られて心がけがいいじゃん!
と、形容詞が付くあたりから、
違和感が大きくなっていくことになるわけです。
しかも、受け手にとって、
心がけがいい
ことは、価値があることだと思っても、
話し手が、心がけという言葉に対して、
良いイメージを持っていないとしたら・・・
二人の感じ方にズレが生じていくことなります。
今は、端的な事例でご紹介したので、タイトルと離れていますが、
会話の全体から、どこに焦点を当てるか?
ということが、更に問題を複雑にしたり
厄介になったりしていくことになります。
よく言われるように、
1つの会話、全体を森だとして、
その森の中から、どの木について話そうか?と思うことが、
話し手と受け手で、まったく興味を示した部分が違うとすれば・・・
これ、よくあるのは、上司と部下の会話ですね。
上司は、利益をあげるために、どんな工夫をしたかが気になるわけですが、
(たまたま上手くいかないことをせめても、大勢に影響はないと思う)
部下は、自分の失敗をフォローするに終始した発言。
(いかに頑張ったか?をアピールして、許してもらおうと考える)
まったく、論点がかみ合わずに、
お互い、分からない人だなぁ~!と、思いあうわけです。
夫婦も同じです。
夫は、子どもが勉強しないことが問題なのではなく、
子どもが勉強の必要性や重要性をつかめずにいるから勉強しないことを問題にしたいのですが、
妻からすれば、テストが近いのに、勉強しないことが問題なのです。
挙句に・・・「あなたに似たから、こうなってるの!! (怒)」
と、
要らぬとばっちりに、夫は黙るしかなくなる・・・わけです。
今から話すことが、何であるか?
確認の会話を一つ、増やしてみてください。
これについて話したいの?
と、焦点が同じところに合っているかどうか?
ひと手間かけたら、ボタンの掛け違いは減っていくものです。
午後は、すれ違いが減りますように・・・
ご機嫌整えて、
良き時間が過ぎますように。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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